Expand search form

n番目の値計算!LARGE&SMALL関数

セル範囲内のn番目の大きい値、小さい値を計算する方法

セル範囲内のn番目の大きい値や小さい値を計算する際には、ExcelのLARGE関数とSMALL関数を使用することができます。これらの関数は、特定の範囲内の値を昇順または降順で並べた後、n番目に位置する値を返します。ここでは、具体的な使用方法と使用例を交えながら、これらの関数の使い方を詳しく説明します。

使用方法

ステップ1: LARGE関数の使用方法

LARGE関数は、範囲内のn番目に大きい値を取得する際に使用されます。以下の手順に従って、LARGE関数を使用してみましょう。

  1. 計算結果を表示したいセルを選択します。
  2. 関数バーに「=LARGE(範囲, n)」と入力します。ここで、「範囲」は値を取得したいセル範囲を指定し、「n」はn番目の大きい値を指定します。
  3. Enterキーを押すと、指定したセルにn番目の大きい値が表示されます。
ステップ2: SMALL関数の使用方法

SMALL関数は、範囲内のn番目に小さい値を取得する際に使用されます。以下の手順に従って、SMALL関数を使用してみましょう。

  1. 計算結果を表示したいセルを選択します。
  2. 関数バーに「=SMALL(範囲, n)」と入力します。ここで、「範囲」は値を取得したいセル範囲を指定し、「n」はn番目の小さい値を指定します。
  3. Enterキーを押すと、指定したセルにn番目の小さい値が表示されます。

使用例

使用例1: 試験の成績ランキング

あるクラスの生徒の試験の成績が記録されている範囲がA1からA10までだとします。この範囲内の3番目に大きい成績と3番目に小さい成績を求めるには、以下の手順に従います。

  1. 計算結果を表示したいセルを選択します。(ここではB1とします)
  2. 関数バーに「=LARGE(A1:A10,3)」と入力します。
  3. Enterキーを押すと、B1セルに3番目に大きい成績が表示されます。
  4. 同様に、計算結果を表示したい別のセルを選択します。(ここではB2とします)
  5. 関数バーに「=SMALL(A1:A10,3)」と入力します。
  6. Enterキーを押すと、B2セルに3番目に小さい成績が表示されます。

このように、LARGE関数とSMALL関数を使うことで、セル範囲内のn番目の大きい値や小さい値を簡単に計算できます。

まとめ

LARGE関数とSMALL関数は、Excelでセル範囲内のn番目の大きい値や小さい値を計算する際に便利な関数です。これらの関数を使うことで、試験の成績ランキングやデータの分析など、さまざまな場面で役立つことがあります。是非、この記事を参考にして、自分のExcelスキルを向上させてください。

Previous Article

プレゼンでわかりやすく:キャプションの追加方法

Next Article

「Excelの共同編集も効率的に!OneDriveでの共同編集時のショートカット」

You might be interested in …

「エクセルの基本的な使い方からマクロまで!効率的に活用する方法を紹介」

【第1セクション】 Excelの使い方とは?基本的な使い方から応用した使い方、そしてマクロの使い方まで紹介! 【第2セクション】 使用方法 ステップ1:セルに文字や数値を入力する Excelで作業するためには、最初にセルに文字や数値を入力します。セルは、テーブルの各行と列の交差点にある四角形のことです。 ステップ2:数式で計算する Excelは、計算式を入力 […]

参照変換のプロ!INDIRECT関数

ヒント:INDIRECT関数で文字列をセル参照に変換して活用 使用方法 ステップ1: INDIRECT関数の概要を理解する INDIRECT関数は、文字列をセル参照に変換するために使用されます。通常、セル参照はA1のように直接入力されますが、INDIRECT関数を使用すると、セル参照を文字列として与えることができます。 ステップ2: INDIRECT関数を使 […]

数値変換のプロ!N関数

数値データ整形に便利なN関数とは? N関数は、Microsoft PowerPointの数式ツールの一つで、数値以外の値を0に変換する機能です。これは、数値データの整形や集計に便利な機能であり、特にデータ分析やグラフ作成の際に役立ちます。N関数を使用することで、数値データの整形が簡単に行えるため、データの解析や可視化において時間と手間を節約することができます […]