ExcelのFIXED関数を使った数値の丸め方
ExcelのFIXED関数は、指定した桁数に従って数値を丸めることができます。FIXED関数は、主に金融関係の計算で使用されます。例えば、株価情報などのデータを扱う際に有用です。
使用方法
ステップ1: 丸めたい数値を選択する
丸めたい数値をExcelのセルに入力するか、既存の数値を選択します。
ステップ2: FIXED関数を入力する
FIXED関数を入力します。例えば、=FIXED(A1, 2)
と入力すると、A1セルに入力された数値を小数点以下2桁で丸めることができます。
ステップ3: 丸めた文字列を表示する
FIXED関数は数値を文字列で返すため、表示したいセルに関数を入力する必要があります。例えば、=FIXED(A1, 2)
の場合、表示したいセルにこの関数を入力することで、2桁で丸められた文字列が表示されます。
使用例
使用例1: 株価情報の表示
例えば、株価情報を扱う場合、FIXED関数を使用して丸めた金額を表示することができます。例えば、=FIXED(1234.5678, 2)
と入力すると、1,234.57のように、小数点以下2桁に丸められた金額を表示することができます。
使用例2: 為替レートの表示
為替レートの場合、FIXED関数を使用して丸めたレートを表示することができます。例えば、=FIXED(0.123456, 6)
と入力すると、0.123456のような小数点以下6桁に丸められたレートを表示することができます。
まとめ
FIXED関数を使用すると、数値を指定された桁数で、正確に丸めることができます。主に、金融関係の計算に活用されます。FIXED関数は、数値を文字列で返すため、表示したいセルに関数を入力する必要があります。