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日付差分計算の達人!DATEDIF関数

【第1セクション】

スケジュール管理は、プロジェクトや日常の業務において欠かせない作業の一つです。しかし、期日や時間の調整に当たって、日数・月数・年数の計算に手間取ってしまうことはよくあります。そんな時に便利なのがExcelのDATEDIF関数です。DATEDIF関数を使えば、日付の計算が簡単にできるようになります。

【第2セクション】
<使用方法>

ステップ1:関数の入力セルを選択する

まず、DATEDIF関数を挿入したいセルを選択します。

ステップ2:関数の入力を開始する

関数入力欄に「=DATEDIF(」と入力します。

ステップ3:日付1のセルを指定する

DATEDIF関数の第一引数には、比較する日付1のセルを指定します。例えば、A2セルに日付1が記載されている場合、「A2」と入力します。

ステップ4:日付2のセルを指定する

DATEDIF関数の第二引数には、比較する日付2のセルを指定します。例えば、B2セルに日付2が記載されている場合、「B2」と入力します。

ステップ5:計算する単位を指定する

DATEDIF関数の第三引数には、計算する単位を指定します。以下のいずれかの文字列を指定することができます。

– “Y”:年数
– “M”:月数
– “D”:日数
– “MD”:日数(日付1と日付2が同じ月にある場合は、日付1から日付2までの日数)
– “YM”:月数(日付1と日付2が同じ年にあり、かつ日付1の月が日付2の月よりも後ろの場合は、日付1から年単位の月数を引いた月数)
– “YD”:日数(日付1と日付2が同じ年にあり、かつ日付1が日付2よりも後ろの場合は、日付1から1年引いた日数と、日付2から1年引いた日数の和)

ステップ6:関数を閉じる

式を入力したら、”)”を入力して関数を閉じます。挿入したセルに、DATEDIF関数が自動的に計算された結果が表示されます。

【第3セクション】
<使用例>

使用例1:日数の計算

日付1が2021/10/01、日付2が2021/10/15だとした場合、「=DATEDIF(A2,B2,”D”)」と入力することで、14という数値が表示されます。日程管理表において、期日までの残り日数を簡単に表示することができるでしょう。

使用例2:月数の計算

日付1が2020/04/01、日付2が2021/11/01だとした場合、「=DATEDIF(A2,B2,”M”)」と入力することで、19という数値が表示されます。プロジェクトの進捗状況を、月単位で把握することができます。

使用例3:年数の計算

日付1が1990/01/01、日付2が2021/01/01だとした場合、「=DATEDIF(A2,B2,”Y”)」と入力することで、31という数値が表示されます。労働契約書の作成・更新などで、年数の計算を行う時に役立ちます。

【第4セクション】
<まとめ>

DATEDIF関数を利用すれば、プロジェクトや日常の業務において、日数・月数・年数の計算がスムーズに行えるようになります。具体的には、期日管理や進捗管理、契約・更新時の年数計算などに活用でき、スケジュール管理の効率化につながるでしょう。是非、ExcelのDATEDIF関数を活用して、自分なりのスケジュール管理方法を見つけてみてください。

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