Expand search form

文字列位置検索!SEARCH関数

SEARCH関数で文字列内の特定の文字列を検索する

ExcelのSEARCH関数は、テキスト内にある文字列や単語を検索するために使用されます。SEARCH関数は、大文字と小文字を区別せずに検索するため、精度が高く便利です。

使用方法

ステップ1: SEARCH関数の書式を確認する

まず、SEARCH関数の書式を確認します。SEARCH関数の書式は以下のようになります。

=SEARCH(検索する文字列, 検索対象の文字列, [開始位置])

ステップ2: SEARCH関数を入力する

次に、検索する文字列と検索対象の文字列を入力します。例えば、A1セルに検索対象の文字列、B1セルに検索する文字列を入力します。次に、C1セルにSEARCH関数を入力します。

=SEARCH(B1,A1)

この関数は、B1の文字列をA1で検索し、検索した文字列の先頭位置を返します。

ステップ3: 開始位置を指定する(オプション)

必要に応じて、[開始位置]引数を使用して、検索を開始する位置を指定することができます。

=SEARCH(検索する文字列, 検索対象の文字列, [開始位置])

使用例

使用例1: 郵便番号の検索

例えば、A列に住所が、B列に郵便番号が入力されている場合を考えます。この場合、B列の郵便番号が特定の地域内に含まれるかどうかを調べることができます。

=IF(ISNUMBER(SEARCH(“123″,B2)),”含まれる”,”含まれない”)

この関数は、B2に入力された文字列に”123″が含まれている場合には「含まれる」と表示し、そうでない場合には「含まれない」と表示します。

まとめ

SEARCH関数を使用することで、テキスト内に特定の文字列が含まれている位置を簡単に検索することができます。データ抽出に活用することで、必要な情報を素早く取得することができます。

Previous Article

「チームでの作業も効率的に!OneDriveでのマイクロソフトTeamsとの連携方法」

Next Article

「翻訳機能で海外の文書を簡単に翻訳しよう!」

You might be interested in …

データ分散解析!STDEV関数

STDEV関数によるデータのばらつきの分析 STDEV関数は、Excelで使用できる統計関数の1つであり、セル範囲内のデータの標準偏差を計算することができます。データのばらつきを分析する上で、STDEV関数の活用は非常に重要です。 使用方法 ステップ1:セル範囲を選択する まず、データが入力されたセル範囲を選択します。STDEV関数は、数値データが入力された […]

減価償却計算のプロ!VDB関数

はじめに 今回は、ExcelのVDB関数を使用して、減価償却額を計算する方法について紹介します。減価償却とは、資産の価値が定期的に減少することによってその価値を分散する手法です。使用することで、資産管理や税務計算に役立ちます。 使用方法 ステップ1:VDB関数を選択する VDB関数は、Excelの関数の一つです。任意のセルを選択し、関数ウィザードから「VDB […]

積算計算のプロ!PRODUCT関数

【第1セクション】 Excelでのデータの累積計算には、PRODUCT関数が便利です 大量のデータを扱うExcelでは、膨大な計算量を短時間で行うことが求められます。その際、PRODUCT関数を使えばセル範囲内の数値を掛けあわせた結果を取得することができ、非常に便利です。 【第2セクション】 使用方法 ステップ1:セルを選択する まず、計算したいセル範囲を選 […]