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文字コード変換!CHAR&CODE関数

【第1セクション】
「CHAR関数とCODE関数を使って文字コードを操作しよう!」

Excelを使っている人なら、文字列データの加工が必要になることはよくあることでしょう。そこで、今回はExcelのCHAR関数とCODE関数を使って、文字とASCIIコードを相互変換する方法をお伝えします。これらの関数を駆使することで、煩雑な文字列データを効率よく操作することができます!

【第2セクション】
「使用方法」

CHAR関数を使った文字⇔コードの変換

【ステップ1】

書き換えたい文字列を選択してください。

【ステップ2】

数式バーに「=CHAR(コード)」と入力してください。(例:「=CHAR(97)」は小文字の「a」を表します。)

【ステップ3】

入力が終わったら、Enterキーを押してください。

CODE関数を使ったコード⇔文字の変換

【ステップ1】

書き換えたい文字列を選択してください。

【ステップ2】

数式バーに「=CODE(文字)」と入力してください。(例:「=CODE(“a”)」は小文字の「a」のコードを返します。)

【ステップ3】

入力が終わったら、Enterキーを押してください。

【第3セクション】
「使用例」

使用例1:選択範囲の文字列を全て大文字に変換したい

【手順】
1)

「=CODE(セル)」で選択範囲の文字列をASCIIコードに変換し、別のセルに表示させる。

2)

「=IF(条件式、TRUEの場合の結果、FALSEの場合の結果)」を使用して、A-Z以外の文字を判定し、置換させる。

3)

最後に「=CHAR(セル)」で再び文字に戻す。

使用例2:特定の文字列を含むセルを抽出したい

【手順】
1)

抽出したい文字列(例:”apple”)の1文字目のASCIIコードを「=CODE(“a”)」で取得する。

2)

“apple”のような文字列が入っている列全てに「=FIND(CHAR(1文字目のコード),セル)」と入力する。※1文字目以外も同様にフィルダウンしてください。

3)

「=IF(ISNUMBER(FIND(“apple”,セル)),TRUE,FALSE)」と入力する。TRUEが返却された場合、条件に合致する文字列が存在することになるので、データの抽出ができます。

【第4セクション】
「まとめ」

今回は、ExcelのCHAR関数とCODE関数を使って、文字とASCIIコードを相互変換する方法をご紹介しました。これらの関数を駆使することで、手作業で行う場合よりも高速かつ正確に、文字列データを操作することができます。ぜひ、あなたの業務でも活用していただけたらと思います。

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