CHAR関数を使ってASCIIコードを文字に変換する方法
Microsoft ExcelのCHAR関数を使うと、指定されたASCIIコードに対応する文字を返すことができます。この関数を活用することで、文字の操作をより簡単に行うことができます。
使用方法
ステップ1: CHAR関数を入力する
まず、関数を入力するセルを選択します。次に、”=CHAR()”と入力します。関数に必要な引数を指定するために、括弧の中に数字を入力します。
ステップ2: 引数を指定する
関数の引数には、指定したいASCIIコードを入力します。例えば、文字”A”のASCIIコードは65です。そのため、文字”A”を返すには、引数に65を指定します。
例:=CHAR(65) → “A”
使用例
使用例1: ASCIIコードを使って名前の頭文字を作成する
例えば、セルA1に”John Smith”という名前が入力されているとします。この名前の頭文字を返すには、以下の手順を実行します。
- セルB1に”=CODE(LEFT(A1,1))”と入力することで、最初の文字のASCIIコードを取得します。
- セルC1に”=CHAR(B1)”と入力し、最初の文字を返します。
セルC1に入力されるのは、”J”という文字になります。これを応用すれば、名前の頭文字を抽出することができます。
まとめ
CHAR関数を使うことで、ASCIIコードに対応する文字を簡単に取得することができます。文字列の加工や整形などの作業に役立ちます。