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通貨書式の達人!DOLLAR関数

DOLLAR関数を使って金額を統一する方法

Excelで金額を扱う場合、表記の仕方が様々で、見づらくなってしまうことがあります。そこで、DOLLAR関数を使って金額表示を統一する方法を紹介します。DOLLAR関数は、数値を指定された通貨書式の文字列に変換する関数です。

使用方法

ステップ1:DOLLAR関数を入力するセルを選択する

まず、金額を統一するためにDOLLAR関数を入力するセルを選択します。

ステップ2:DOLLAR関数の入力

選択したセルに、以下のようにDOLLAR関数を入力します。

=DOLLAR(数値, 小数点以下桁数)

数値には、書式を統一したい金額を入力します。小数点以下桁数には、小数点以下の桁数を指定します。

ステップ3:結果の確認

DOLLAR関数を入力したセルに、指定した通貨書式で金額が表示されます。

使用例

使用例1:通貨表記の統一

A社の売上データをExcelで管理しています。しかし、担当者によって金額表示の仕方が異なっており、見づらくなってしまっています。そこで、DOLLAR関数を使って金額表示を統一することにしました。

売上データには、「売上金額」という列があります。売上金額の列に、以下のようにDOLLAR関数を入力しました。

=DOLLAR(売上金額, 0)

すると、すべての行において、売上金額が日本円の通貨書式で表示されるようになり、見やすくなりました。

使用例2:通貨以外の表記に変更する

B社では、ドルやユーロ以外の通貨を使用しているため、DOLLAR関数では通貨以外の表記に変更することもできます。

例えば、B社で使用している通貨がポイントの場合、通貨表記の代わりにポイント数を表示したい場合は、以下のようにDOLLAR関数を入力します。

=DOLLAR(売上金額, 0) & "pt"

すると、売上金額の列に「○○pt」という表記でデータが表示されるようになりました。

まとめ

DOLLAR関数を使えば、金額を指定した通貨書式に統一することができます。通貨以外の表記に変更することもできるため、Excelで金額を扱う際は、DOLLAR関数の活用をおすすめします。

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