PERCENTILE関数でデータの指定パーセンタイル値を計算しよう！
ExelのPERCENTILE関数を使うと、与えられたデータの中で任意のパーセンタイル値がどの値に相当するかを計算することができます。
使用方法
ステップ1：関数の書式を理解する
PERCENTILE関数の書式は以下のとおりです。:
=PERCENTILE(array,k)
ここで、「array」は対象となるデータ範囲を指定します。「k」は、計算するパーセンタイル値を0から1の範囲の小数で指定します。例えば、50パーセンタイルを計算するには、kに「0.5」を指定します。
ステップ2：データ範囲を指定する
まず、PERCENTILE関数の「array」引数に計算対象となるデータ範囲を指定します。例えば、A1からA20の範囲のデータを使う場合は、以下のように書きます。
=PERCENTILE(A1:A20,k)
なお、利用するデータ範囲は予め空白のない連続した範囲で指定する必要があります。
ステップ3：パーセンタイル値を指定する
次に、計算するパーセンタイル値を指定します。「k」引数に、0から1までの範囲でパーセンタイル値を指定します。例えば、50パーセンタイルを求める場合は、下記のように指定します。
=PERCENTILE(A1:A20,0.5)
以上の手順でPERCENTILE関数を使用することができます。
使用例
使用例1：分布解析に利用する
たとえば、企業内の社員の平均年齢を分析するときに、中央値や四分位数などのパーセンタイル値を計算する必要があります。PERCENTILE関数を使って、特定のパーセンタイル値を求めることができます。
使用例2：評価基準に利用する
例えば、年間成績や評価によって給与を評価するという場合に、上位5%に入る社員の給与を計算することができます。
まとめ
PERCENTILE関数を利用することで、指定したデータ範囲内の任意のパーセンタイル値を計算することができます。分布解析や評価基準制定などに役立つため、オフィスでの仕事の効率化に貢献します。
