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参照変換のプロ!INDIRECT関数

【第1セクション】
INDIRECT関数で、文字列をセル参照に変換することができます。この関数を使うと、セル参照の文字列を文字列そのままで扱うことができ、Excelの様々な機能と連携してより効果的にデータを加工したり分析することができます。

【第2セクション】
【使用方法】
1.セルを選択し、関数入力欄に「=INDIRECT」と入力します。
2.次に、文字列として扱いたいセル参照をダブルクォーテーションでくくります。「=INDIRECT(“B2”)」のように記述します。
3.この関数を入力することで、セルB2の内容が参照されるようになります。

【第3セクション】
【使用例】
1.動的参照
INDIRECT関数は、動的な参照に非常に役立ちます。たとえば、表の横にあるドロップダウンリストで年度を選択すると、その年度のデータがテーブルに表示されるような場合を考えてみましょう。この場合、INDIRECT関数を使用することで、ダイナミックな参照が可能になります。「=INDIRECT(“‘”&B1&”‘!B2:B10”)」のように記述することで、指定したシートのB2からB10の範囲を参照するようになります。

2.範囲指定
もうひとつのINDIRECT関数の使い方として、範囲指定があります。この方法を使うと、たとえばSUM関数やAVERAGE関数で特定の範囲の合計や平均を計算するときに非常に便利です。「=SUM(INDIRECT(“B2:B10”))」といった形で、指定した範囲を参照できます。

【第4セクション】
【まとめ】
INDIRECT関数は、文字列をセル参照に変換することができます。この機能を使うことで、動的な参照や範囲指定が可能になります。Excelで効果的なデータ加工や分析を行うためには、このような関数をうまく使いこなすことが重要です。

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