【第1セクション】
ISNUMBER関数を使ったデータチェック
誤入力や不備が発生するとスプレッドシートの計算が狂ってしまい、正しい結果が得られなくなってしまいます。そのため、入力データの正しいフォーマットチェックが求められます。セルに入力された値が数値であるかを簡単に判定する方法として、ISNUMBER関数があります。
【第2セクション】
使用方法
ステップ1:
セルを選択します。
ステップ2:
関数バーに「=ISNUMBER(セル)」と入力します。セルにはチェックしたい数値を指定します。
ステップ3:
Enterキーを押すと関数が適用され、結果が反映されます。TRUEが返されればセルの値は数値です。FALSEが返された場合はセルの値は数値ではありません。
【第3セクション】
使用例
使用例1: 数字以外が入力されたセルをチェックする
例えば、商品名や顧客名などのセルに数字が入力されていると、データ処理時に計算がずれることがあります。セルB2に商品名「りんご」という値が入力されているとします。このセルが数値であるかどうかISNUMBER関数を使ってチェックしてみましょう。
ステップ1:セルB2を選択します。
ステップ2:関数バーに「=ISNUMBER(B2)」と入力します。
ステップ3:Enterキーを押します。結果として「FALSE」と表示されます。
使用例2: 数値が入力されたセルをチェックする
数値を入力する際に、誤って文字列が入力された場合などが考えられます。セルC5に数値「123」が入力されているとします。このセルが数値であるかどうかISNUMBER関数を使ってチェックしてみましょう。
ステップ1:セルC5を選択します。
ステップ2:関数バーに「=ISNUMBER(C5)」と入力します。
ステップ3:Enterキーを押します。結果として「TRUE」と表示されます。
【第4セクション】
まとめ
ISNUMBER関数を使えば、セルに入力された値が数値かどうか簡単に判定することができます。誤入力があった場合もすぐに気付くことができ、データ処理の正確性を高めることができます。データ処理において必要不可欠なISNUMBER関数を是非活用してみて下さい。