ExcelのRATE関数を使って、定期支払いの利率を計算しよう！
Excelには、様々な関数がありますが、その中でも特に便利な関数が「RATE関数」です。この関数は、定期支払いの利率を計算するために使用します。たとえば、ローンの返済や、投資の分析に活用することができます。
使用方法
ステップ1：セルを指定する
まず、利率を計算するためのセルを選択します。このセルに、RATE関数を入力します。
ステップ2：RATE関数を入力する
次に、以下のようにRATE関数を入力します。
=RATE(定期支払い回数,定期支払い額,-借入・投資額,返済・償却額,0,予想される残高)
ステップ3：数式を確認する
数式が正しいか確認するため、ENTERキーを押します。すると、計算結果が表示されます。
使用例
使用例1：ローンの返済計画
あなたは、10年のローンを組むことにしました。借入額は500万円で、毎月の返済額は50,000円です。この場合、毎月の利率はいくらになるでしょうか？
先ほどのステップ1から3を行い、以下のような数式を入力します。
=RATE(120,-50000,5000000,0,0,0)
すると、毎月の利率は約0.81%になります。
使用例2：投資の組み合わせ分析
あなたは、100万円の投資を行うことにしました。複数の投資先に均等に投資するとすると、どの程度の利益が期待できるでしょうか？
先ほどのステップ1から3を行い、以下のような数式を入力します。
=RATE(12,-83333,1000000,0,0,0)
すると、年間の利率は約7.17%になります。
まとめ
ExcelのRATE関数を使えば、定期支払いの利率を簡単に計算することができます。ローンの返済計画や、投資の分析に役立ちます。ぜひ、この便利な関数を活用して、効率的に業務を進めてください。
