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「ムダな印刷を防ぐ!マクロでスライドの印刷範囲を自動設定する方法」

マクロでスライドの印刷範囲を自動設定する

Microsoft PowerPointは、プレゼンテーションを作成する上で非常に便利なツールです。その中でも、マクロを使用すると、大量のスライドをスムーズに編集したり、特定のタスクを自動化したりすることができます。本記事では、マクロを使ってスライドの印刷範囲を自動設定する方法を紹介します。

使用方法

ステップ1: マクロを作成する

1. PowerPointを開き、上部メニューバーで「表示」タブをクリックします。
2. 「マクロ」グループ内の「マクロの選択」をクリックします。
3. マクロのダイアログボックスが表示されますので、新しいマクロの名前を入力し、「作成」ボタンをクリックします。

ステップ2: 印刷範囲を設定するコードを記述する

4. VBAエディタが開きますので、新たに作成されたマクロにコードを記述します。
5. 以下のサンプルコードを入力してください。

“`vba
Sub 自動設定の印刷範囲()
Dim sld As Slide
Dim pr As PrintableRange

For Each sld In ActivePresentation.Slides
Set pr = sld.PrintSettings.Ranges.Add(Start:=1, End:=sld.Shapes.Count)
pr.RangeType = ppPrintSlideRange
Next sld
End Sub
“`

ステップ3: マクロを実行する

6. マクロのエディタ画面を閉じ、PowerPointのスライドビューに戻ります。
7. 「表示」タブの「マクロ」グループ内の「マクロの実行」をクリックします。
8. 「自動設定の印刷範囲」というマクロ名を見つけて選択し、「実行」ボタンをクリックします。

使用例

使用例1: 大量のスライドを印刷する場合

例えば、100枚のスライドがあるプレゼンテーションを印刷する必要があるとします。マクロを使用すると、手動で100枚のスライドの印刷範囲を設定する手間を省くことができます。マクロを実行すると、全てのスライドが自動的に印刷の対象となります。

使用例2: 特定のスライドのみを印刷する場合

別の例として、プレゼンテーションの中から特定のスライドだけを印刷したい場合を考えましょう。この場合もマクロを使用すると便利です。マクロにスライドの印刷範囲を設定するコードを追加し、対象とするスライドの番号を指定して実行することで、指定したスライドだけを印刷することができます。

まとめ

マクロを使用すると、PowerPointでスライドの印刷範囲を自動的に設定することができます。マクロを作成し、印刷範囲を設定するコードを追加して実行することで、大量のスライドを効率的に印刷することができます。特定のスライドだけを印刷したい場合も、マクロを使用して簡単に実現することができます。ぜひ、このヒントを活用して効率的なプレゼンテーション作成に役立ててみてください。

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