マクロでスライドの幅・高さを一括変更する
PowerPointを使ってプレゼンテーションを作成する際、スライドの幅や高さを一括で変更することは非常に便利です。マクロを使えば、手動で一つずつスライドのサイズを変更する手間を省くことができます。
使用方法
ステップ1: マクロを新規作成する
まず、PowerPointのメニューバーから「表示」タブをクリックし、「マクロ」を選択します。マクロのダイアログボックスが表示されるので、任意の名前を入力し、「作成」ボタンをクリックしてください。
ステップ2: マクロにコードを追加する
マクロのエディタが開かれたら、以下のコードを追加します。
Sub ChangeSlideSize() Dim sld As Slide For Each sld In ActivePresentation.Slides sld.Height = 540 sld.Width = 960 Next sld End Sub
この例では、スライドの高さを540ポイント、幅を960ポイントに変更するコードです。必要に応じて値を変更してください。
ステップ3: マクロを実行する
マクロのエディタウィンドウを閉じ、マクロを実行したいPowerPointのスライド上で「表示」タブをクリックし、「マクロの表示」を選択します。マクロのダイアログボックスが表示されるので、作成したマクロを選択し、「実行」ボタンをクリックしてください。
すべてのスライドの幅と高さが一括で変更されます。
使用例
使用例1: スクリーンショーのサイズに合わせる
プレゼンテーションをスクリーンショーで表示する場合、スライドのサイズをディスプレイの解像度に合わせたいことがあります。マクロを使えば、一度にすべてのスライドのサイズを変更することができます。
使用例2: 印刷する際の用紙サイズに合わせる
プレゼンテーションを印刷する際に、用紙に収まるようにスライドのサイズを変更したい場合もあります。マクロを使って一括でサイズを変更することで、手間を省くことができます。
まとめ
マクロを使えば、PowerPointのスライドの幅や高さを一括で変更することができます。この機能を活用することで、プレゼンテーションの作業効率を向上させることができます。例示したコードを参考に、自分のプレゼンテーションに合わせたサイズ変更のマクロを作成してみてください。