マクロを利用して複数シートのデータを自動で集計しよう!
マイクロソフトExcelは、データ集計のための強力なツールです。特に、大量のデータを扱う場合や複数のシートからデータをまとめる場合には、マクロを利用することで作業の効率化が図れます。
使用方法
ステップ1: マクロの録画
1. Excelを起動し、データをまとめるシートを開きます。
2. 開発タブに移動し、「マクロの録画」をクリックします。
3. 「新しいマクロの録画」ダイアログボックスが表示されるので、マクロの名前を入力し、「OK」をクリックします。
4. 録画が開始されるので、データを集計する操作を行ってください。例えば、セルの合計を計算したり、特定の条件でデータをフィルタリングしたりするなど、自身の操作を行ってください。
5. 録画が終了したら、開発タブに移動し、「マクロの停止」をクリックします。
ステップ2: マクロの実行
1. マクロを実行したいシートを開きます。
2. 開発タブに移動し、「マクロの実行」をクリックします。
3. 「マクロの実行」ダイアログボックスが表示されるので、実行したいマクロを選択し、「実行」をクリックします。
4. マクロが実行され、データが自動的に集計されます。
使用例
使用例1: 営業成績の集計
ある会社では、複数の拠点からの営業成績をExcelで管理しています。各拠点のシートには日々の売上データが入力されており、それらのデータを一括で集計したいと考えています。
1. マクロを利用して、各拠点のシートから必要なデータを取得します。
2. データの取得方法は、例えば特定のセル範囲をコピーして集計用のシートに貼り付けたり、合計値を計算するための関数を利用することなどが考えられます。
使用例2: 在庫管理の集計
ある小売店では、複数の商品の在庫管理をExcelで行っています。商品ごとに別々のシートがあり、各シートには商品ごとの在庫数が記録されています。各シートの在庫数を自動で集計し、総在庫数を把握したいと考えています。
1. マクロを利用して、各シートから在庫数を取得します。
2. データの取得方法は、例えば各シートの特定のセルからデータを取得して足し合わせたり、合計値を計算するための関数を利用することなどが考えられます。
まとめ
マイクロソフトExcelのマクロを利用すると、複数シートのデータを自動で集計することができます。マクロを録画し、所定の操作を行うことで、データ集計が簡単に行えます。営業成績や在庫管理など、さまざまな場面で活用して、作業効率を向上させましょう。Excelの機能をより使いこなすことで、ビジネスプロセスをスムーズに進めることができます。