TEXTJOIN関数を使った文字列の結合
TEXTJOIN関数は、複数の文字列を指定の区切り文字で結合するための便利な機能です。主に文字列操作に活用され、データ整理やレポート作成など様々な場面で役立ちます。
使用方法
ステップ1: TEXTJOIN関数を選択
まずは、結合する文字列が格納されているセルを選択します。次に、関数の入力欄に「=TEXTJOIN」と入力し、自動補完機能で関数名を選択します。
ステップ2: 区切り文字を指定
次に、TEXTJOIN関数の引数を指定します。最初の引数には、区切り文字(例えばカンマやスペースなど)をクォーテーションマーク(“”)で囲んで入力します。
ステップ3: 結合するセル範囲を指定
次に、結合するセルの範囲を指定します。セル範囲が連続している場合は「:」を使って範囲指定します。複数の非連続なセル範囲を結合する場合は、セル範囲をカンマで区切って指定します。
ステップ4: 結合後の文字列を表示
最後に、Enterキーを押すと、指定した区切り文字で結合された文字列が表示されます。TEXTJOIN関数を使うことで、手作業での文字列結合作業を効率的に行うことができます。
使用例
使用例1: カンマで結合
以下のセル範囲に複数の文字列が入力されているとします。
A1: Apple
A2: Orange
A3: Banana
TEXTJOIN関数を使用して、これらの文字列をカンマで結合する場合、以下のように入力します。
=TEXTJOIN(“,”, A1:A3)
すると、以下のように結果が表示されます。
Apple,Orange,Banana
使用例2: スペースで結合
同様に、以下のセル範囲に複数の文字列が入力されているとします。
A1: Tokyo
A2: New
A3: York
TEXTJOIN関数を使用して、これらの文字列をスペースで結合する場合、以下のように入力します。
=TEXTJOIN(” “, A1:A3)
すると、以下のように結果が表示されます。
Tokyo New York
まとめ
TEXTJOIN関数は、複数の文字列を指定の区切り文字で結合することができる便利な機能です。使い方も簡単でありながら、データの整理やレポート作成など様々な場面で役立つものです。ぜひ活用して、効率的な文字列操作を行いましょう。