最高・最低記録の検出に便利なMAX関数とMIN関数の使い方
データの最大値や最小値を抽出する際に便利な関数に、MAX関数とMIN関数があります。これらの関数を使用することで、セル範囲内の最大値や最小値を簡単に見つけることができます。
使用方法
ステップ1: MAX関数の使用
まず、最大値を抽出したいセル範囲を選択します。次に、関数入力バーに「=MAX(」と入力し、対象のセル範囲を指定します。例えば、A1からA10までのセル範囲の最大値を抽出する場合は、「=MAX(A1:A10)」となります。最後に閉じ括弧「)」を入力して関数を確定させます。
ステップ2: MIN関数の使用
同様に、最小値を抽出したいセル範囲を選択します。関数入力バーに「=MIN(」と入力し、対象のセル範囲を指定します。例えば、B1からB10までのセル範囲の最小値を抽出する場合は、「=MIN(B1:B10)」となります。最後に閉じ括弧「)」を入力して関数を確定させます。
使用例
使用例1: 最高気温の抽出
ある日の気温データがA1からA7までのセルに記録されている場合、最高気温を抽出するために「=MAX(A1:A7)」と入力します。これにより、セル範囲内の最高気温が表示されます。
使用例2: 最低気温の抽出
同様に、最低気温を抽出するために「=MIN(A1:A7)」と入力します。これにより、セル範囲内の最低気温が表示されます。
まとめ
MAX関数とMIN関数を使用することで、セル範囲内の最大値と最小値を簡単に抽出することができます。例えば、気温データや売上データなど、最高・最低記録を求める際に活用することができます。関数入力バーに適切な式を入力することで、必要な情報を素早く取得できます。