マクロでスライドショーにBGMを自動設定する
マイクロソフトPowerPointのマクロ機能を使えば、スライドショーにBGM(背景音楽)を自動的に設定することができます。この機能は、プレゼンテーションやイベントなどでスライドショーを魅力的に演出したい場合に便利です。
使用方法
ステップ1: マクロの作成
まず、PowerPointのメニューバーから「表示」を選択し、ドロップダウンメニューから「マクロ」を選びます。マクロのダイアログボックスが表示されるので、新しいマクロの名前を入力して「作成」をクリックします。
ステップ2: マクロのコードの作成
マクロエディタが表示されるので、以下のコードを入力します。
“`
Sub SlideShowBGM()
Dim BGMFile As String
BGMFile = “C:\Path\to\your\BGM.mp3” ‘BGMファイルのパスを設定する
With ActivePresentation
.SlideShowSettings.Run.Enabled = False ‘スライドショーの自動再生を無効にする
.SlideShowSettings.Run.OnSlideShowPageChange = msoFalse ‘スライドが切り替わった際のBGM再生も無効にする
.SlideShowSettings.Run.InsertToPPT = msoFalse ‘BGMをスライドショーに挿入しない
End With
With ActivePresentation.SlideShowSettings.Run
.BackgroundSound.PlayLooping = True ‘BGMをループ再生する
.BackgroundSound.Filename = BGMFile ‘BGMファイルを設定する
End With
With ActivePresentation.SlideShowSettings.Run
.ShowType = ppShowTypeSpeaker ‘スライドショーをスピーカーに出力する
.Run
End With
End Sub
“`
上記のコードでは、BGMのファイルパスを”BGMFile”に設定しています。このファイルパスは、ご自身の環境に合わせて変更してください。また、BGMファイルはMP3形式である必要があります。
ステップ3: マクロの実行
マクロの作成が完了したら、PowerPointのメニューバーから「表示」を選択し、ドロップダウンメニューから「マクロ」を選びます。マクロのダイアログボックスが表示されるので、先ほど作成したマクロ「SlideShowBGM」を選択し、実行ボタンをクリックします。
これで、スライドショーが実行されると同時にBGMも自動的に再生されるようになります。
使用例
使用例1: プレゼンテーションでBGMを使う
あなたが大規模なプレゼンテーションを行う場合、BGMを使って聴衆の注意を引くことができます。例えば、チームの成果を発表するスライドに盛り上がる曲を設定すると、プレゼンテーションの雰囲気が一層華やかになるでしょう。
使用例2: イベントでスライドショーを行う
イベントやパーティーなどの会場でスライドショーを行う際にも、BGMを使えば雰囲気を盛り上げることができます。特に、結婚式のスライドショーには感動的な曲を設定すると、出席者により一層印象づけることができます。
まとめ
マイクロソフトPowerPointのマクロ機能を使って、スライドショーにBGMを自動設定する方法を紹介しました。この機能を使えば、プレゼンテーションやイベントなどでスライドショーをより魅力的に演出することができます。是非、お試しください。