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固定小数点表示のプロ!FIXED関数

FIXED関数の使い方

FIXED関数は、数値を指定した桁数で丸めた文字列に変換するために使用されます。この関数は、主にデータの表示用途で活用されます。例えば、金額や割合など、正確な数字が必要な表示に適しています。

使用方法

ステップ1: セルを選択します

まず、表示したい数値が入力されているセルを選択します。

ステップ2: フォーミュラバーにFIXED関数を入力します

次に、選択したセルの上部にあるフォーミュラバーに以下のようにFIXED関数を入力します。

=FIXED(数値, 小数点以下の桁数, [有効桁数])

ここで、
– “数値”は変換したい数値または参照するセルです。
– “小数点以下の桁数”は、丸めたい小数点以下の桁数を指定します。
– “[有効桁数]”はオプションで、小数点以下の桁数と共に使用すると、丸めた結果の桁数を指定することができます。

ステップ3: Enterキーを押して計算します

入力したFIXED関数の後、Enterキーを押すことで計算が行われ、セルに丸められた文字列が表示されます。

使用例

使用例1: 金額の表示

セルA1に数値1000が入力されているとします。以下のようにFIXED関数を使用して、金額を小数点2桁で表示します。

=FIXED(A1, 2)

この場合、セルには”1,000.00″という文字列が表示されます。

使用例2: 割合の表示

セルB1に数値0.2498が入力されているとします。以下のようにFIXED関数を使用して、割合を小数点1桁で表示します。

=FIXED(B1, 1)

この場合、セルには”24.9%”という文字列が表示されます。

まとめ

FIXED関数は、数値の表示を操作する際に非常に便利な関数です。金額や割合など、表示用途で正確な数字が必要な場合に活用することができます。適切な桁数を指定することで、見やすく分かりやすい表示をすることができます。

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