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書式変換の達人!TEXT関数

TEXT関数を使って数値の書式を整える

ExcelのTEXT関数は、数値を指定した書式の文字列に変換する機能です。この機能を使うことで、日付や通貨表示を整えることができます。具体的な使用方法と使用例を紹介します。

使用方法

ステップ1: TEXT関数をセルに入力する

まず、数値を書式変換したいセルを選択します。次に、セルの数式バーに以下の形式でTEXT関数を入力します。

=TEXT(値, 書式)

ステップ2: 値を指定する

値には、書式変換したい数値やセル参照を指定します。たとえば、セルA1に入力された数値を書式変換したい場合は、=TEXT(A1, 書式)と入力します。

ステップ3: 書式を指定する

書式には、指定したい書式をクォーテーションで囲んで指定します。以下によく使われる書式の例を示します。

  • 日付: “yyyy/mm/dd”や”mm/dd/yyyy”など
  • 通貨: “$0.00″や”¥#,##0.00″など
  • 小数: “0.00”や”0.000%”など
  • 文字列: “@”など

必要に応じて、上記の書式をカスタマイズして使用することができます。

使用例

使用例1: 日付の書式変換

セルA1に日付が入力されているとします。この日付を”yyyy/mm/dd”の形式に変換したい場合、以下のようにTEXT関数を使用します。

=TEXT(A1, "yyyy/mm/dd")

この書式を指定することで、セルには指定した形式の日付が表示されます。

使用例2: 通貨の書式変換

セルB1に金額が入力されているとします。この金額を通貨形式の書式に変換したい場合、以下のようにTEXT関数を使用します。

=TEXT(B1, "$0.00")

この書式を指定することで、セルにはドル記号と小数点以下2桁までの金額が表示されます。

まとめ

TEXT関数を使うことで、Excelのセルに表示される数値を指定した書式に変換することができます。日付や通貨表示を整えたい場合に便利です。適切な書式を指定し、TEXT関数を活用して効果的なデータの表示を行いましょう。

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