ExcelのPERCENTILE関数の使い方
PERCENTILE関数は、データの指定パーセンタイル値を計算するための関数です。この機能の使い方を詳しく解説します。
使用方法
ステップ1: 関数を入力するセルを選択する
パーセンタイル値を計算したいセルを選択します。
ステップ2: 関数を入力する
セルに以下のように関数を入力します:
=PERCENTILE(データの範囲, パーセンタイル)
ステップ3: データの範囲を指定する
関数の第1引数にデータの範囲を指定します。例えば、A1からA10までの範囲を指定する場合はA1:A10
と入力します。
ステップ4: パーセンタイル値を指定する
関数の第2引数に計算したいパーセンタイル値を指定します。パーセンタイルは0から1の範囲で指定します。例えば、中央値を計算したい場合は0.5を指定します。
使用例
使用例1: 試験成績の百分位を計算する
あるクラスの試験成績がデータとして与えられています。以下の手順でパーセンタイル値を計算し、評価基準を設定します。
1. A1からA20までのセルに生徒の試験成績を入力します。
2. B1のセルに=PERCENTILE(A1:A20, 0.75)
と入力します。これにより、このクラスの上位25%のパーセンタイル値が計算されます。
3. B2のセルに=PERCENTILE(A1:A20, 0.5)
と入力します。これにより、このクラスの中央値が計算されます。
まとめ
PERCENTILE関数を使うと、データの指定パーセンタイル値を簡単に計算することができます。これを利用して、分布解析や評価基準の設定に役立てることができます。試験成績などのデータ分析において、この関数を積極的に活用しましょう。