Expand search form

#N/Aエラー処理の達人!IFNA関数

IFNA関数を使って#N/Aエラーをハンドルする方法

ExcelのIFNA関数は、値が#N/Aエラーである場合に代替値を表示することができます。これは、セルの値が存在しない場合や、検索した結果が見つからなかった場合などに特に便利です。

使用方法

ステップ1: IFNA関数を入力するセルを選択する

代替値を表示するセルを選択してください。

ステップ2: IFNA関数を入力する

セルに「=IFNA」と入力し、括弧(())を追加します。

ステップ3: エラーの元となっている式を入力する

IFNA関数の最初の引数に、#N/Aエラーが発生している式を入力してください。

ステップ4: 代替値を入力する

IFNA関数の2番目の引数に、#N/Aエラーが発生した場合に表示する代替値を入力してください。

以下は、例としてIFNA関数を使用して、指定されたセル(A1)が#N/Aエラーの場合に「No Data」と表示する方法を示しています。

=IFNA(A1, "No Data")

使用例

使用例1: VLOOKUP関数の結果が#N/Aエラーの場合に代替値を表示

VLOOKUP関数を使用して、商品名に対応する価格を検索する場合を考えてみましょう。しかし、対応する価格が存在しない場合には#N/Aエラーが発生します。

この場合、以下のように、IFNA関数を使って代替値を表示することができます。

=IFNA(VLOOKUP("商品名",A1:B10,2,FALSE), "No Price Found")

この場合、VLOOKUP関数で商品名に対応する価格を検索し、存在しない場合には「No Price Found」と表示されます。

まとめ

IFNA関数を使えば、#N/Aエラーをハンドルして代替値を表示することができます。これにより、エラーが発生してもスプレッドシートの見やすさが保たれ、正確な結果を得ることができます。

Previous Article

“タイマーで緊張感あるプレゼンテーションに”

Next Article

「大切なファイルも安心!OneDriveでのファイルのダウンロード方法」

You might be interested in …

「条件付き書式」を使いこなす!自動色分けの便利技40文字で:条件に合わせた自動色分けの使い方とメリット

条件付き書式を使いこなそう! 条件付き書式を使えば、一見普通の表のように見えるデータを、条件に応じて自動的に色分けすることができます。例えば、数字が一定の値以上の場合に背景色を変えたり、日付が一定の範囲内にある場合に文字色を変えたりすることができます。これによって、大量のデータから目的の情報を見つけやすくなります。 使用方法 ステップ1:条件付き書式の設定方 […]

データの自動並べ替えは簡単![フィルタ]で検索条件を設定してOK!

データを自動的に並べ替える方法 データを効率的に整理するために、PowerPointの機能を活用することができます。データを自動的に並べ替えるための方法をご紹介します。 使用方法 ステップ1:[データ]タブを選択 PowerPointを開いたら、上部のメニューバーから「データ」タブを選択します。このタブには、データの整理と操作に関連する機能が配置されています […]

「Exelで数値・文字入力はもちろん、グラフ分析や自動化にも応用できる!」

Exelの使い方に関するヒント Exelは、マイクロソフトオフィススイートの中で最もよく使用されるプログラムの1つです。 Exelを使用すると、データの集計、表の作成、予算の作成、グラフやチャートの作成、各種計算など様々なことができます。この記事では、Exelの使い方についてのヒントをいくつか紹介します。 使用方法 ステップ1: Exelの立ち上げ まず、E […]