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月末日取得のプロ!EOMONTH関数

EOMONTH関数を使った月末日の取得

Microsoft Excelには、様々な組み込み関数がありますが、この記事ではEOMONTH関数について紹介します。EOMONTH関数を用いることで、指定した月の末日を取得することが可能です。この機能は、期間管理やスケジュール分析に重宝されます。

使用方法

ステップ1:関数を挿入するセルを選択する

まず、EOMONTH関数を使用するExcelシートを開きます。月末日を取得したいセルを選択します。

ステップ2:関数を入力する

選択したセルに、以下のようにEOMONTH関数を入力します。

= EOMONTH(開始日, オフセット月数)

注釈:開始日は、月末日を知りたい月の初めの日です。オフセット月数は、開始日から月末日までの月数を表します。正の値を指定すると、開始日の後ろの月の月末日を返します。負の値を指定すると、開始日の前の月の月末日を返します。

ステップ3:関数を実行する

Enterキーを押して、関数を実行します。すると、指定した月の月末日がセルに表示されます。

使用例

使用例1:期間管理

あなたの会社で、月末日を指定して請求書を発行しています。EOMONTH関数を使用することで、手動で日付を計算する手間を省き、請求書の発行がスムーズになります。例えば、以下の式を使用することで、今月の月末日を自動的に取得できます。

= EOMONTH(TODAY(), 0)

この関数は、TODAY()関数を使用して現在の日付を取得し、0をオフセット値として指定しています。つまり、現在の月の月末日を取得することになります。

使用例2:スケジュール分析

あなたが管理するプロジェクトの期限日は、9月30日です。スケジュール分析のため、毎月末日に残りの日数を計算する必要があります。これを手動で計算するのは手間がかかるので、EOMONTH関数を使用しましょう。

以下の式を使用することで、残りの日数を求めることができます。

= EOMONTH(“2019/9/30”, 0)-TODAY()

この関数は、期限日の日付を文字列で指定し、0をオフセット値として指定しています。そして、TODAY()関数を使用して現在の日付を取得し、期限日の日付から引き算しています。このようにすることで、計算を自動化することができます。

まとめ

EOMONTH関数は、Excelを利用する上で非常に便利な関数の一つです。この関数を使うことで、期間管理やスケジュール分析がスムーズに行えます。ぜひ、この機能を活用して、仕事効率を上げてみてください。

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