AVERAGEIFS関数を活用して条件付き集計を行おう!
条件を満たすセルの平均値を求めたい時ってありますよね。そんな時は、AVERAGEIFS関数を使って条件付き集計を行うことができます。
使用方法
ステップ1:平均値を求めたい範囲を選択する
まずは、平均値を求めたい範囲を選択します。平均値を求めたい範囲には、数値が入力されていることが必要です。
ステップ2:条件の範囲と条件を選択する
次に、条件の範囲と条件を選択します。ここで注意したいのが、条件の範囲と平均値を求めたい範囲は、行数や列数が同じである必要があることです。
ステップ3:AVERAGEIFS関数を入力する
最後に、AVERAGEIFS関数を入力します。AVERAGEIFS関数の入力方法は以下の通りです。
“`
=AVERAGEIFS(平均値を求めたい範囲, 条件の範囲1, 条件1, …)
“`
複数の条件を指定することも可能です。条件が複数ある場合は、条件の範囲と条件の数を順に追加していけばOKです。
使用例
使用例1:ある商品の売上データを条件によって集計する
例えば、ある商品の売上データがあり、地域別や店舗別に売上を集計したい場合を考えてみましょう。以下のようなデータがあるとします。
| 地域 | 店舗 | 売上 |
| — | — | — |
| 東京 | A店 | 100 |
| 北海道 | B店 | 200 |
| 東京 | C店 | 300 |
| 北海道 | D店 | 400 |
| 名古屋 | E店 | 500 |
「東京地域の売上の平均値を求めたい」という条件であれば、以下のように入力します。
“`
=AVERAGEIFS(C2:C6,A2:A6,”東京”)
“`
すると、東京地域の売上の平均値が計算されます。
使用例2:複数条件で集計する
以下のようなデータがあるとします。
| 国 | 都市 | 数値 |
| — | — | — |
| 日本 | 東京 | 100 |
| アメリカ | ニューヨーク | 200 |
| 日本 | 名古屋 | 300 |
| アメリカ | シカゴ | 400 |
| 日本 | 札幌 | 500 |
「日本の都市で数値が300以上のものの平均値を求めたい」という条件であれば、以下のように入力します。
“`
=AVERAGEIFS(C2:C6,A2:A6,”日本”,B2:B6,”>=300″)
“`
すると、日本の都市で数値が300以上のものの平均値が計算されます。
まとめ
AVERAGEIFS関数を使って条件付き集計をすることで、特定の条件に該当するデータの平均値を簡単に求めることができます。複数の条件を組み合わせて、より細かな集計も可能です。ぜひ活用してみてください。