Expand search form

動的セル参照のプロ!INDIRECT関数

【第1セクション】

INDIRECT関数の活用方法とは?

Excelでは、数式や関数によって、セルや範囲を参照することができます。INDIRECT関数は、文字列で指定されたセルアドレスを参照し、セル参照を動的に変更できる便利な関数です。この関数を使うことで、セルを動的に参照できるようになり、例えばセル内に記載された文字列を元に、データを参照するような場面で非常に便利です。以下で、具体的な使用方法を説明します。

【第2セクション】

使用方法

ステップ1:INDIRECT関数を入力するセルを選択する

まず、参照先のセルを動的に変更するためのセルを選択します。

ステップ2:INDIRECT関数を入力する

選択したセルに、「=INDIRECT(参照したいセルアドレス)」と入力します。参照したいセルアドレスには、文字列で指定したセルアドレスを入力します。

ステップ3:動的に変更するセルアドレスを指定する

INDIRECT関数を使用するセルの隣に、動的に変更するセルアドレスを入力するセルを設定します。ここで設定したセルアドレスが、INDIRECT関数で参照されるセルアドレスとなります。

【第3セクション】

使用例

使用例1:動的な参照先の変更

例えば、以下のような表があるとします。この表に対して、月ごとの売上データを参照して集計する場合、INDIRECT関数を使用することで、月ごとの売上データを動的に参照できます。

購入者 1月 2月 3月
田中 15,000円 20,000円 25,000円
山田 10,000円 12,000円 15,000円

INDIRECT関数を利用して、2月の売上合計を求める場合は、以下のセルに式を入力します。

=SUM(INDIRECT(C2))

ここで、セルC2には「B2」という文字列が格納されているとします。この場合、セルC2の値が「B2」となるため、INDIRECT関数で参照されるセルはB2になり、2月の売上合計が求められます。

【第4セクション】

まとめ

INDIRECT関数を使用すれば、セルアドレスを動的に参照することができます。この関数を活用することで、より効率的な作業が可能になります。また、動的に参照されるセルアドレスを変更することで、シートにあるデータの表示形式を容易に切り替えられるため、グラフや集計表の作成などにも大いに活用できます。

Previous Article

ペイントでプレゼンスライドをカスタマイズする方法

Next Article

「手軽にダウンロード!OneDriveでのファイルのダウンロード方法」

You might be interested in …

「Excelで合計値を求める方法!SUM関数を使って簡単計算!」

Excelで合計値を求める方法 ExcelのSUM関数を使えば、簡単に数値データの合計値を求めることができます。この機能は、データの集計や予算管理、売上データの合計など、さまざまな場面で活用できます。 使用方法 ステップ1: 合計を求めたいセルの範囲を選択する まずは、合計を求めたい数値が記入されているセルの範囲を選択しましょう。たとえば、A1からA10まで […]

「エネルギー節約、Copilotで地球を救う」

エネルギー消費データの分析と節約策の提案に役立つCopilot for Microsoft 365 Copilot for Microsoft 365は、エネルギー消費データの分析と節約策の提案に大いに役立つツールです。この信頼できるソリューションは、ビジネスオーナーや環境意識のある個人にとって非常に有益です。エネルギー消費データの分析を通じて、どのデバイス […]

現在価値計算のプロ!PV関数

第1セクション:PV関数を使って定期支払いの現在価値を計算しよう PV関数は、Excelの金融関数の一つで、特定の期間に定期的に支払われる金額の現在価値を計算することができます。これは、ローンの返済分析や、投資の収益性の評価などに非常に役立ちます。 第2セクション:使用方法 ステップ1: PV関数を入力 まず、セルに「=PV( 」と入力します。この関数を使う […]