INDEX関数とMATCH関数を組み合わせることで、Excelでの縦横検索が実現できる
ExcelのINDEX関数とMATCH関数を組み合わせることで、縦横検索が実現できます。これにより、データの検索が柔軟になり、より効率的なデータ管理が可能になります。
使用方法
Step1: 検索したいデータがある範囲を指定する
まず、検索したいデータがある範囲を指定します。たとえば、A列からC列にかけてデータがある場合は、A1:C5などを指定します。
Step2: INDEX関数を使用して、検索結果を返すセルを指定する
次に、INDEX関数を使用して、検索結果を返すセルを指定します。INDEX関数は、指定した範囲から行番号と列番号を指定して、該当するセルの値を返します。
たとえば、A1からC5までの範囲から、3行目のデータを取得する場合は、以下のように指定します。
=INDEX(A1:C5, 3, 1)
この場合、A1:C5の範囲から、3行目の1列目(つまり、C1)の値が返されます。
Step3: MATCH関数を使用して、行番号または列番号を取得する
最後に、MATCH関数を使用して、検索するデータがある行番号または列番号を取得します。MATCH関数は、指定した範囲から検索するデータがある行番号または列番号を取得します。
たとえば、A列に「商品名」、B列に「単価」、C列に「在庫数」がある場合、以下のように指定します。
=INDEX(A1:C5, MATCH(“在庫数”, A1:C1, 0), MATCH(“B”, A1:C1, 0))
この場合、A1:C5の範囲から、「在庫数」というデータがある行番号を取得し、さらに「B」というデータがある列番号を取得して、そのセルの値が返されます。
使用例
使用例1: 縦検索
たとえば、A列にある商品名とB列にある単価を検索する場合、以下のように指定します。
=INDEX(A1:B5, MATCH(“メロン”, A1:A5, 0), 2)
この場合、A1:B5の範囲から、「メロン」というデータがある行番号を取得して、B列の単価が返されます。
使用例2: 横検索
たとえば、商品名がA列、B列、C列にある場合、以下のように指定します。
=INDEX(A1:C5, 2, MATCH(“オレンジ”, A1:C1, 0))
この場合、A1:C5の範囲から、2行目の「オレンジ」というデータがある列番号を取得して、そのセルの値が返されます。
まとめ
INDEX関数とMATCH関数を組み合わせることで、Excelでの縦横検索が実現できます。これにより、より効率的なデータ管理が可能になります。是非、この方法を活用して、Excelの使い方をマスターしましょう。