【第1セクション】
SUMPRODUCT関数の活用方法
商品の在庫評価や売上の合計金額を計算するのに、SUMPRODUCT関数は非常に便利な関数です。SUMPRODUCT関数を使えば、あるセルの数値と対応する別のセルの数値を掛け合わせ、それらの積の合計を計算することができます。この関数を使うことで、複数の条件を満たすデータの合計を取得することができ、非常に効率的に作業を進めることができます。
【第2セクション】
使用方法
ステップ1:対象となるデータを選択する
まずは、計算したいデータを選択します。例えば、ある商品の売上金額と在庫数を計算する場合、それぞれのデータが記載されているセルを選択します。
ステップ2:SUMPRODUCT関数を入力する
次に、関数の入力を行います。選択したセルの名前を入力した後、「*」記号でそれぞれのセルを掛け合わせていきます。例えば、A列のセルに売上金額が、B列のセルに在庫数が入力されている場合、以下のように入力します。
=SUMPRODUCT(A1:A100*B1:B100)
これで、A1セルとB1セルの値を掛け合わせたもの、A2セルとB2セルの値を掛け合わせたもの、A3セルとB3セルの値を掛け合わせたもの……といった具合に、すべての対応するセルの積の合計が自動的に計算されます。
【第3セクション】
使用例
使用例1:売上金額の合計を求める
例えば、A列には商品の単価が、B列には売上数が入力されている場合、以下のように入力することで売上金額の合計を計算できます。
=SUMPRODUCT(A1:A100*B1:B100)
使用例2:在庫評価額を計算する
商品の在庫評価を行いたい場合、A列には商品の単価が、B列には在庫数が入力されている場合、以下のように入力することで在庫評価額を計算できます。
=SUMPRODUCT(A1:A100*B1:B100)
【第4セクション】
まとめ
SUMPRODUCT関数は、複数の条件を満たすデータを効率的に合計することができる非常に便利な関数です。商品の売上合計や在庫評価額の計算など、様々な場面で活用することができます。ぜひ、この関数を使って効率的な作業を進めてみてください。