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アドレス作成のプロ!ADDRESS関数

【第1セクション】
「ADDRESS関数を使って、行番号と列番号からセルアドレスを作成する方法」というタイトルで、ADDRESS関数を使った表の動的参照について紹介します。

【第2セクション】
【使用方法】
1. セルに=ADDRESS(行番号,列番号)と入力します。
2. 行番号と列番号には、数値または数字が入力されます。
3. 例えば、=ADDRESS(3,5)と入力すると、セルE3を参照するセルアドレス”$E$3″が作成されます。

【第3セクション】
【使用例】
使用例1:ワークシートの特定のセルを除外した合計計算

例えば、セルA1からA10に1から10までの数字が入った数値が並んでいるとします。
この時、セルB1にはセルA1からA10の合計が表示されますが、セルA5を除外した合計を求める場合は、セルB1に以下のように入力します。

=SUM(A1:A4,A6:A10)

しかし、行数が多い場合やセルの行番号や列番号が変更されることがあると、参照範囲を修正しなければなりません。
そこで、行番号と列番号からセルアドレスを作成するADDRESS関数を使って、以下のように入力します。

=SUM(A1:ADDRESS(4,1),ADDRESS(6,1):A10)

このように、セルA5を除外した合計を求めるために参照範囲を修正する必要がなく、行番号と列番号からセルアドレスを作成するADDRESS関数を使えば、よりスマートに表を作成することができます。

【第4セクション】
【まとめ】
この記事では、行番号と列番号からセルアドレスを作成する方法を、ADDRESS関数を使った表の動的参照を例に紹介しました。この方法を使えば、表をよりスマートに作成することができます。是非、ぜひ活用してみてください。

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