条件付き書式を使いこなそう！
条件付き書式を使えば、一見普通の表のように見えるデータを、条件に応じて自動的に色分けすることができます。例えば、数字が一定の値以上の場合に背景色を変えたり、日付が一定の範囲内にある場合に文字色を変えたりすることができます。これによって、大量のデータから目的の情報を見つけやすくなります。
使用方法
ステップ1：条件付き書式の設定方法を選ぶ
まず、条件付き書式を使いたいセルや範囲を選択します。次に、「ホーム」タブから「条件付き書式」を選択します。ここで、「新しいルールの管理」から使用する条件付き書式の種類を選びます。
ステップ2：条件を指定する
次に、条件を指定します。例えば、「セルの値がX以上の場合に、セルの背景色を青色にする」といった条件を指定することができます。条件の指定方法は種類によって異なりますが、通常はダイアログボックスを表示して条件を指定します。
ステップ3：書式を設定する
最後に、指定した条件にマッチする場合に適用される書式を設定します。例えば、背景色を変えたい場合は「塗りつぶし」タブから色を選択し、文字色を変えたい場合は「フォント」タブから文字色を選択します。
使用例
使用例1：金額が1000円以上の場合に赤文字にする
1. 金額が入力されている範囲を選択します。
2. 「条件付き書式」から「数値」を選択します。
3. 「このような値に一致する場合に書式を設定する」の「」の項目に、「1000」を入力します。
4. 「フォント」タブから「赤」を選択します。
使用例2：日付が期限を過ぎている場合に背景色を赤にする
1. 日付が入力されている範囲を選択します。
2. 「条件付き書式」から「日付」を選択します。
3. 「このような値に一致する場合に書式を設定する」の「期限を過ぎた日」にチェックを入れます。
4. 「塗りつぶし」タブから「赤」を選択します。
まとめ
条件付き書式は、データを分かりやすく整理するためのとても便利な機能です。設定方法も簡単で、一度覚えておくと大量のデータを扱う際に大いに役立つでしょう。是非、活用してみてください。
