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“隠されたクリックエリアの魔法”

スライド背景に透明な図形を配置して、一部のみクリック可能にする

PowerPointを使ってプレゼンテーションスライドを作成する際に、「透明な図形を配置して一部のみクリック可能にする」という方法を紹介します。この方法は、特定の領域をクリックできるように設定することで、スライドのデザインやインタラクティブな要素を強化するのに役立ちます。

使用方法

ステップ1: 図形の作成

1. PowerPointを開いて、編集したいスライドを選択します。
2. “挿入”タブをクリックし、”図形”メニューから透明な形を選択します。例えば、四角形や楕円形などを選ぶことができます。
3. スライド上にドラッグして、図形を作成します。

ステップ2: 図形の透明化

1. 作成した図形を選択した状態で、右クリックし、”書式設定”を選択します。
2. “書式設定”ペインの左上にある”図形の書式設定”アイコン(ペイントブラシのアイコン)をクリックします。
3. “形状の塗りつぶし”タブを選択し、塗りつぶしの色を透明に設定します。
4. “閉じる”ボタンをクリックして、設定を保存します。

ステップ3: クリック可能な領域の設定

1. テキストや画像などの要素を追加したい図形内に配置します。
2. 追加した要素を選択し、”挿入”タブをクリックし、適切なオブジェクト(テキストボックス、画像、動画など)を挿入します。
3. これで、クリック可能な領域の設定が完了しました。

使用例

使用例1: スライド内の図形を透明にし、テキスト要素にのみクリック可能にする

1. スライドの背景に透明な四角形を作成します。
2. 四角形を透明化し、クリック可能な領域として使用します。
3. その上にテキスト要素を追加し、クリックできるように設定します。

使用例2: スライド内の図形を透明にし、画像要素にのみクリック可能にする

1. スライドの背景に透明な楕円形を作成します。
2. 楕円形を透明化し、クリック可能な領域として使用します。
3. その上に画像要素を追加し、クリックできるように設定します。

まとめ

透明な図形を配置して一部のみクリック可能にすることで、PowerPointのプレゼンテーションスライドにおいてデザインやインタラクティブな要素を追加することができます。この方法を使うことで、プレゼンテーションをより魅力的かつ効果的にすることができます。是非、試してみてください。

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