データを縦方向に検索する「HLOOKUP」関数の便利な使い方
「HLOOKUP」関数は、指定した値に一致するデータを縦方向に検索する際に便利な関数です。この記事では、「HLOOKUP」関数の具体的な使用方法や使用例を紹介します。
使用方法
ステップ1: 関数の入力
まず、セルに「=HLOOKUP(検索値, テーブル範囲, 行数, 真偽値)」と入力します。検索値は、探したいデータを表す値です。テーブル範囲は、データが格納されている範囲を指定します。行数は、データが存在する行の番号を指定します。真偽値は、近似値の検索方法を指定するためのオプションです。
ステップ2: 値の検索
関数を入力したセルにエンターキーを押すと、指定した値に一致するデータが縦方向に検索されます。一致するデータが見つかれば、対応する値が表示されます。
ステップ3: 結果の調整
必要に応じて、関数を入力したセルをコピーして他のセルに貼り付けることができます。これにより、複数の値を一括して検索することも可能です。
使用例
使用例1: 商品の在庫検索
ある店舗の商品在庫リストが以下のように表されています。
| 商品名 | 在庫数 |
|——-|——|
| A | 10 |
| B | 5 |
| C | 8 |
| D | 3 |
この場合、商品名を指定して在庫数を検索したい場合に「HLOOKUP」関数を使用することができます。
使用例2: 成績の採点
あるクラスの生徒の成績表が以下のように表されています。
| 名前 | 数学 | 英語 | 国語 |
|—–|—–|—–|—–|
| 田中 | 70 | 80 | 75 |
| 山田 | 90 | 95 | 85 |
| 佐藤 | 80 | 75 | 70 |
この場合、生徒の名前を指定して数学、英語、国語の成績を検索することができます。
まとめ
「HLOOKUP」関数は、指定した値に一致するデータを縦方向に検索する際に便利な関数です。商品の在庫検索や成績の採点など、さまざまな場面で活用することができます。是非、この関数を使ってデータ検索の効率をアップさせてみてください。