DATEDIF関数を使って、二つの日付間の期間を計算しよう
Microsoft Excelにはさまざまな関数がありますが、DATEDIF関数は日付を扱う上でとても便利な関数の1つです。DATEDIF関数を使うことで、2つの日付間の期間を、指定された単位で計算することができます。具体的には、年齢計算などに使われます。この関数を使って、期間を計算する手順を紹介します。
使用方法
ステップ1: 関数を入力する場所を決める
期間を計算するためには、計算結果が表示されるセルを選択し、関数入力欄にカーソルを合わせます。
ステップ2: DATEDIF関数の式を入力する
関数入力欄で「=DATEDIF(開始日, 終了日, 単位)」と入力します。(開始日と終了日は、日付を記載したセルを指定します) 単位は、どのような期間で計算するかを指定します。指定できる単位は以下の7つです。
- “Y”:年数を計算します。
- “M”:月数を計算します。
- “D”:日数を計算します。
- “YM”:日数を除いた月数を計算します。
- “YD”:日数を除いた年数を計算します。
- “MD”:開始日と終了日の月数を計算し、開始日の月数を引いた差を返します。
- “TD”:開始日と終了日の日数を計算します。
ステップ3: Enterキーを押して、計算結果を表示する
関数式を入力した後に、Enterキーを押すことで計算結果が表示されます。
使用例
使用例1: 年齢計算
例えば、A1セルに生年月日が入力されている場合、B1セルには現在の日付を入力します。このとき、C1セルに=DATEDIF(A1, B1, “Y”)を入力することで、A1セルの生年月日から現在の日付までの年数を計算することができます。
使用例2: 勤続年数計算
例えば、A2セルに入社日が記載されている場合、B2セルには現在の日付を入力します。このとき、C2セルに=DATEDIF(A2, B2, “Y”)を入力することで、入社から現在までの年数を計算することができます。
まとめ
DATEDIF関数を使うことで、2つの日付間の期間を、指定された単位で計算することができます。日付を扱う上で主要な関数の1つであるため、日常的なデータ処理やビジネスシーンでの活用が期待されます。