EOMONTH関数で、指定月の末日を取得。日付操作に活用。
EOMONTH関数は、指定された月における月末日付を取得するための関数です。この関数が使われると、特定の月における最後の日付を簡単に計算することができます。
使用方法
ステップ1:
EOMONTH関数を使用するセルを選択します。
ステップ2:
「=EOMONTH(」と入力します。
ステップ3:
引数として、対象となる日付と、経過月数を指定します。たとえば、月末日付を取得する場合は、今日の日付を指定し、引数2に0を指定します。特定の月の月末日付を取得する場合は、例えば「2021年3月の月末日付」を取得したい場合は、「=EOMONTH(“2021/3/1”,0)」と入力します。
ステップ4:
Enterを押すと、計算結果が表示されます。
使用例
使用例1:
たとえば、どの月における日数が多いのか、比較するためには、EOMONTH関数を使用して、月末日付を取得してから、DATEDIF関数を使用して、日数を計算することができます。
“`
=DATEDIF(“2021/1/1”,EOMONTH(“2021/1/1″,0),”D”)
“`
この例では、2021年1月の日数を計算するために、EOMONTH関数が使用され、1月31日が取得されます。そこから、DATEDIF関数を使用して、1月1日から1月31日までの日数を計算しています。計算結果は31となります。
使用例2:
また、例えば、2021年3月31日から、2021年6月30日の期間を計算する場合は、次のようにEOMONTH関数を使用して、それらの月末日付を取得することができます。
“`
=DATEDIF(EOMONTH(“2021/3/31”,0),EOMONTH(“2021/6/30″,0),”D”)
“`
この例では、EOMONTH関数を使用して、2021年3月31日と2021年6月30日の月末日付を取得しています。そこから、DATEDIF関数を使用して、2つの日付の間にある日数を計算しています。計算結果は91となります。
まとめ
EOMONTH関数は、Excelの日付操作において非常に便利な関数の1つです。この関数を使うことで、簡単に月末日付を計算することができます。また、DATEDIF関数と組み合わせて使用することで、特定の期間の日数を取得することもできます。Excelを使って日付操作を行う場合は、EOMONTH関数を覚えて、効率的な作業を行えるようにしましょう。