TEXT関数を使った数値の書式設定方法
Excelを使用すると、数値を表示する際に通貨表示や日付表示を整えることができます。その中でも、TEXT関数を使用することで、数値を指定した書式の文字列に変換することができます。以下では、具体的な使用方法を解説します。
使用方法
ステップ1:書式設定したいセルを選択する
書式設定したいセルをダブルクリックまたは右クリックして、セルの書式設定ウィンドウを開きます。
ステップ2:TEXT関数を使用する
選択したセルに入力する数値をTEXT関数で囲みます。例えば、以下のようにTEXT関数を使用してみましょう。
=TEXT(1000,"¥#,##0;[赤]-¥#,##0")
この例では、1,000を日本円の通貨表示に変換します。また、負の数値の場合は赤字で表示されます。
ステップ3:書式設定を適用する
書式設定を選択して、OKボタンをクリックします。これで、選択したセルにTEXT関数の書式設定が適用されます。
使用例
使用例1:通貨表示
例えば、セルに入力した数値を通貨表示に変換する場合、以下のようにTEXT関数を使用します。
=TEXT(1000,"¥#,##0")
この場合、1,000は日本円の通貨表示に変換されます。
使用例2:日付表示
セルに入力した数値を日付表示に変換する場合、以下のようにTEXT関数を使用します。
=TEXT(TODAY(),"yyyy年mm月dd日")
この場合、TODAY関数で現在の日付を取得して、年月日の順に表示します。
使用例3:連結文字列
セルに入力された文字列を連結する場合、以下のようにTEXT関数を使用します。
=TEXT("Excelの","使い方")&"について"
この例では、”Excelの””使い方”という文字列が”&”で連結され、”Excelの使い方について”という文字列が表示されます。
まとめ
ExcelのTEXT関数を使えば、数値を指定した書式の文字列に変換することができます。通貨表示や日付表示、連結文字列の作成など、様々な用途に応用できるため、Excelの機能をより活用することができます。