DATEDIF関数を使ってスケジュール分析に!
DATEDIF関数は、Excelで二つの日付間の日数・月数・年数の差を計算するのに便利な機能です。スケジュール分析やプロジェクト管理などで、期限や進捗を計算・分析する際に役立ちます。
使用方法
ステップ1: DATEDIF関数を入力する
まず、計算したいセルに関数を入力します。DATEDIF関数の書式は次の通りです。
=DATEDIF(開始日, 終了日, "単位")
– “開始日”と”終了日”には、計算したい期間の日付を指定します。
– “単位”には、計算結果の単位を指定します。以下に具体的な単位の例を示します。
ステップ2: 開始日と終了日を指定する
開始日と終了日は数式内で直接指定するか、セル参照を使用して指定します。例えば、セルA1が開始日でセルB1が終了日の場合、数式は次のようになります。
=DATEDIF(A1, B1, "単位")
ステップ3: 単位を指定する
計算結果の単位は、以下のいずれかを指定します。
– “d”:日数
– “m”:月数(開始日と終了日の月数の差)
– “y”:年数(開始日と終了日の年数の差)
– “yd”:開始日から終了日までの経過日数を含む年数(年数を切り上げる)
– “md”:開始日から終了日までの経過日数を含む月数(月数を切り上げる)
– “ym”:開始日から終了日までの月数(開始日と終了日の年数と月数の差)
使用例
使用例1: プロジェクトの締切日までの残り日数を計算する
プロジェクト管理では、締切日までの残り日数を把握することが重要です。
例えば、セルA1に締切日、セルB1に今日の日付が入力されている場合、
=DATEDIF(B1, A1, "d")
と入力することで、締切日までの残り日数が計算されます。
使用例2: 二つのイベントの間の経過月数を計算する
イベントの間の期間を分析するために、経過月数を計算することがあります。
例えば、セルA1にイベント1の日付、セルB1にイベント2の日付が入力されている場合、
=DATEDIF(A1, B1, "m")
と入力することで、イベント1とイベント2の間の経過月数が計算されます。
まとめ
DATEDIF関数を使うことで、Excelを活用したスケジュール分析がスムーズに行えます。
開始日と終了日を指定し、単位を設定することで、日数・月数・年数の差を簡単に計算できます。
プロジェクト管理や期限管理など、日付の計算が必要な場面で活用してみてください。