マイクロソフトExcelの便利ヒント:SUBSTITUTE関数を使って文字列の置換を行おう
使用方法
ステップ1:置換したい文字列を選択
まず、置換したい文字列を選択します。
ステップ2:関数ウィザードを起動
次に、選択したセルに対して関数ウィザードを起動します。
(関数ウィザードは、式入力バーの左にある秘書のアイコンをクリックすることで表示されます。)
ステップ3:SUBSTITUTE関数を選択
関数ウィザードを起動すると、関数の種類を選ぶメニューが表示されます。
ここで、置換したい文字列が含まれるセルを選択し、「SUBSTITUTE」関数を選択します。
ステップ4:引数を入力
引数を入力するために、以下の3つの値を入力します。
– 検索する文字列:置換したい文字列
– 置換後の文字列:置き換える文字列
– 変更対象の文字列:置換したい文字列が含まれるセル
引数を入力した後、OKボタンをクリックします。
使用例
使用例1:姓を名前に置換する
例えば、以下のように「姓」と「名」の列があるとします。
| 姓 | 名 |
|——-|——-|
| 山田 | 太郎 |
| 鈴木 | 次郎 |
| 田中 | 三郎 |
この場合、姓を名前に置換するには以下の手順を行います。
1. 「名」列に、以下の式を入力します。
=SUBSTITUTE(C2,B2,A2)
2. 入力した式を「名」列の全てのセルに適用します。
(ドラッグ&ドロップまたはコピー&ペーストを使用することで、セルに式を一括で適用することができます。)
これによって、以下のような結果が得られます。
| 姓 | 名 |
|——-|———–|
| 山田 | 山田太郎 |
| 鈴木 | 鈴木次郎 |
| 田中 | 田中三郎 |
使用例2:正規表現を使って数字列を変換する
例えば、以下のような数字列があるとします。
123456
ここで、正規表現を使用してこの数字列を変換し、以下のような形式に変換することを考えます。
12-34-56
この場合、以下の手順を行います。
1. 「正規表現を使用するための設定」を行います。
1. 「ツール」→「オプション」→「拡張子の詳細設定」を選択します。
2. 「Microsoft VBScript 正規表現 5.5」にチェックを入れます。
3. OKボタンをクリックします。
2. 「正規表現を使用した文字列の変換」を行います。
以下の式を入力します。
=SUBSTITUTE(REGEX(C2,”(\d{2})(\d{2})(\d{2})”),”$1-$2-$3″)
3. 入力した式をセルに適用します。
これによって、以下のような結果が得られます。
12-34-56
まとめ
SUBSTITUTE関数を使うことで、Excelで文字列の置換を簡単に行うことができます。具体的な使用方法や使用例を参考に、これまで手動で行っていた文字列の置換を自動化して作業の効率化に役立てましょう。