【第1セクション】
「文字列の整形に便利なUPPER関数、LOWER関数、PROPER関数」
今回は、Excelでの文字列整形に便利なUPPER関数、LOWER関数、PROPER関数について紹介します。これらの関数は、文字列の大文字・小文字変換や先頭文字の大文字変換など、文字列の整形に利用されます。Excelを使って作業するユーザーであれば、是非とも知っておいて欲しい便利な関数です。
【第2セクション】
「使用方法」
UPPER関数、LOWER関数、PROPER関数の使用方法について、それぞれ順に説明します。
UPPER関数の使用方法
1.セルを選択し、関数の入力欄に「=UPPER(セル番号)」と入力します。
2.「Enter」を押して、関数を実行します。
3.指定したセルの文字列が全て大文字に変換されます。
LOWER関数の使用方法
1.セルを選択し、関数の入力欄に「=LOWER(セル番号)」と入力します。
2.「Enter」を押して、関数を実行します。
3.指定したセルの文字列が全て小文字に変換されます。
PROPER関数の使用方法
1.セルを選択し、関数の入力欄に「=PROPER(セル番号)」と入力します。
2.「Enter」を押して、関数を実行します。
3.指定したセルの文字列内の単語の先頭文字が大文字に変換されます。
【第3セクション】
「使用例」
以下に、UPPER関数、LOWER関数、PROPER関数の使用例をそれぞれ示します。
使用例1:UPPER関数を使った文字列の大文字変換
たとえば、A1セルに「english text」という文字列が入力されている場合、以下の手順で大文字に変換できます。
1. B1セルに「=UPPER(A1)」と入力
2.「Enter」を押して、関数を実行
3. B1セルに「ENGLISH TEXT」と表示される
使用例2:LOWER関数を使った文字列の小文字変換
たとえば、A1セルに「JAPANESE TEXT」という文字列が入力されている場合、以下の手順で小文字に変換できます。
1. B1セルに「=LOWER(A1)」と入力
2.「Enter」を押して、関数を実行
3. B1セルに「japanese text」と表示される
使用例3:PROPER関数を使った文字列の先頭文字の大文字化
たとえば、A1セルに「apple banana cherry」という文字列が入力されている場合、以下の手順で先頭文字を大文字化できます。
1. B1セルに「=PROPER(A1)」と入力
2.「Enter」を押して、関数を実行
3. B1セルに「Apple Banana Cherry」と表示される
【第4セクション】
「まとめ」
今回は、大文字・小文字変換や先頭文字の大文字変換など、文字列の整形に便利なUPPER関数、LOWER関数、PROPER関数について紹介しました。毎日の業務において、Excelを使って作業することが多いユーザーであれば、このような関数を使いこなすことで効率良く作業を行うことができます。