ExelのVLOOKUP関数を使ったデータ検索術を知ろう!
VLOOKUP関数は、Excelの関数の中でも特によく使われる関数の一つです。この関数を利用することで、目的の条件を満たすデータを簡単に検索することができます。例えば、顧客名を入力して、その顧客の注文履歴をひと目で把握することができます。また、単価や数量のデータを入力した際、合計金額を自動で計算することもできます。ここでは、VLOOKUP関数の使い方を具体例を交えてご紹介します。
使用方法
ステップ1:関数を入力するセルを選択する
まずは、関数を入力するセルを選択します。このセルには、関数の結果が表示されることになります。
ステップ2:関数の入力
VLOOKUP関数を入力するためには、以下の形式で関数名を入力してください。
= VLOOKUP(検索する値, 検索する範囲, 取得する列数, [完全一致/あいまい検索])
ステップ3:条件を設定する
VLOOKUP関数では、「検索する値」と「検索する範囲」を設定する必要があります。例えば、商品名を入力したい場合には、商品名が入力されているセルを「検索する値」、商品名が登録されているセル範囲を「検索する範囲」として指定します。
ステップ4:取得する列数を指定する
「検索する値」と「検索する範囲」を設定した後、取得するデータが入力されている列数を指定する必要があります。例えば、商品名に対応する単価が入力されているセルの列番号を指定します。
ステップ5:完全一致/あいまい検索を選択する
最後に、「完全一致/あいまい検索」を指定する必要があります。この条件を設定することによって、入力された値と完全一致するデータや、入力された値に含まれる部分一致するデータを検索することができます。
使用例
使用例1:データの検索
商品名が入力されているセル範囲から、指定された商品名に対応する単価を取得する場合を例に説明します。以下の手順に従って、データを検索してください。
1. 商品名が入力されているセル範囲を選択します。
2. VLOOKUP関数を入力するセルを選択します。
3. 検索する値として、商品名を入力します。
4. 検索する範囲として、商品名が入力されているセル範囲を指定します。
5. 取得する列数として、単価が入力されている列番号を指定します。
6. 完全一致/あいまい検索を指定します。
これで、「指定された商品名に対応する単価」が、関数を入力したセルに表示されるようになりました。
まとめ
VLOOKUP関数を使うことで、Excelのデータの検索が簡単に行えます。関数の使い方を覚え、大量のデータの中から必要な情報を素早く見つけることができるようになりましょう。