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固定小数点表示のプロ!FIXED関数

FIXED関数を活用して数値を丸めた文字列に変換する

FIXED関数は、数値を指定した桁数で丸めた文字列に変換するために使用されます。この機能は数値を表示する際に便利です。例えば、金額やパーセンテージを正確に表示する必要がある場合などに活用できます。

使用方法

ステップ1: 数値セルを選択する

まずは、変換したい数値のセルを選択します。

ステップ2: 「=FIXED(数値, 桁数, 切り捨ての方法)」と入力する

次に、選択したセルの編集バーに「=FIXED(数値, 桁数, 切り捨ての方法)」と入力します。
– 「数値」には変換したい数値を入力します。
– 「桁数」には小数点以下の桁数を指定します。
– 「切り捨ての方法」には、桁数を超える部分をどのように処理するかを指定します。0(または省略)は四捨五入、1は切り上げ、2は切り捨てを意味します。

ステップ3: Enterキーを押して計算する

入力が完了したらEnterキーを押して計算します。選択したセルには数値の丸めた文字列が表示されます。

使用例

使用例1: 金額の表示

例えば、セルA1に1000.555という数値が入力されている場合、以下のようにFIXED関数を使用して表示を変更することができます。

入力: =FIXED(A1, 2)
表示: 1000.56

使用例2: パーセンテージの表示

また、セルB1に0.625という数値が入力されている場合、以下のようにFIXED関数を使用して表示を変更することができます。

入力: =FIXED(B1, 1)*100&”%”
表示: 62.5%

まとめ

FIXED関数を使用すると、数値を指定した桁数で丸めた文字列に変換することができます。金額やパーセンテージなどの数値を正確に表示する際に活用できます。適切な桁数や切り捨ての方法を指定して、数値を表示用に変換してみてください。

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