【第1セクション】
ExcelのWORKDAY関数を使って期日管理を効率化しよう!
Excelには、日付を計算するための様々な関数がありますが、WORKDAY関数を使うと特定の営業日数後の日付を計算することができます。この関数を活用することで、仕事やプロジェクトの進行管理や、納期の設定などをより効率的に行うことができます。
【第2セクション】
使用方法
ステップ1:WORKDAY関数の書式を覚えよう
まず、WORKDAY関数の書式を覚えましょう。WORKDAY関数は、以下のような書式で使用します。
=WORKDAY(start_date, days, [holidays])
ここで、引数の意味は以下のとおりです。
・start_date:期日計算を始める日付
・days:開始日を含まずに加算する営業日数。マイナス値を指定した場合は減算されます。
・[holidays]:省略可能な引数で、休日の範囲を指定することができます。特定の日付や範囲を指定することができます。
ステップ2:期間をカウントする日付範囲を設定する
WORKDAY関数では、引数のstart_dateに加減する日数を、引数のdaysに指定します。例えば、納期が10営業日後であれば、start_dateに納期の開始日を指定し、daysに10を指定します。
ステップ3:休日を指定する(必要に応じて)
[holodays]引数を使うことで、カウントに含めない休日を指定することができます。この引数を省略すると、土日が休日として扱われるため、企業によっては営業日と異なる場合があります。必要に応じて休日を指定し、正確な期限を算出するようにしましょう。
ステップ4:関数を入力する
期日を計算したいセルに、WORKDAY関数を入力します。例えば、納期が2022年1月31日であり、10営業日後の期日を計算したい場合には、以下のような式を入力します。
=WORKDAY(“2022/1/31”,10)
【第3セクション】
使用例
使用例1:工期の設定
工期が10日間で、プロジェクト開始日が2022年2月1日の場合、10営業日後の期日は以下の式で計算できます。
=WORKDAY(“2022/2/1”,10)
使用例2:配達日の設定
配達までの期間を12営業日後に設定する場合には、以下の式を使います。
=WORKDAY(TODAY(),12)
使用例3:休業日を設定する
年末年始など、営業日がカウントされない日や、除外される日を指定したい場合には、以下のようにWORKDAY関数に休業日を指定します。
=WORKDAY(“2022/2/1”,10,{“2022/2/3″,”2022/2/6″,”2022/2/7”})
【第4セクション】
まとめ
ExcelのWORKDAY関数を使うことで、仕事やプロジェクトの進行管理、納期の設定などをより効率的に行うことができます。期日管理の現場では、この関数を活用して、正確な納期の設定や進捗管理を行うことが求められています。ぜひ今回紹介した方法を活用して、仕事の効率化に役立ててみてください。