スライドにマクロを追加する
使用方法
ステップ1:Developerタブを表示する
まず、PowerPointを開きます。タブバー(Windowsの場合)またはメニューバー(Macの場合)に「デベロッパー」というタブがあることを確認してください。タブがない場合は、以下の手順でタブを追加する必要があります。
- Windowsの場合:
- 「ファイル」 > 「オプション」を選択します。
- 左側のメニューから「リボンのカスタマイズ」を選択し、右側に表示されたリストから「デベロッパータブ」を選択します。
- 「OK」を選択します。
- Macの場合:
- 「PowerPoint」 > 「環境設定」を選択します。
- 左側のメニューから「リボンとツールバー」を選択し、右側に表示されたタブから「デベロッパー」を選択します。
- 「OK」を選択します。
ステップ2:マクロを記録する
スライドに追加したいマクロを選択し、「デベロッパー」タブの中にある「マクロの記録」をクリックします。これにより、プログラムが自動的に開始され、改善することを記録します。実行したいアクションが終わったら、「マクロの記録」を再度クリックして、録画を終了します。
ステップ3:マクロをスライドに追加する
「デベロッパー」タブの中にある「マクロ」をクリックします。マクロリストが表示されるので、先ほど録画したマクロを選択します。必要に応じてマクロに名前を付けてください。次に、「ボタン」または「シェイプ」などの適切なオブジェクトをプレゼンテーションに追加し、そのオブジェクトの右クリックメニューから「アクション」>「マクロ」を選択します。適切なマクロを選択し、OKをクリックします。
使用例
使用例1:スライドショーの自動再生
例えば、スライドショーを自動的に再生したい場合は、マクロを使用して実現できます。スライドショーを開始するためのボタンをプレゼンテーションに追加し、そのボタンに「PlaySlideshow」という名前を付けます。次に、「デベロッパー」タブの中にある「マクロの記録」をクリックして、「PlaySlideshow」マクロを録画します。スライドショーを終了するには、終了するためのボタンを追加し、「StopSlideshow」という名前を付けて、「デベロッパー」タブの中にある「マクロの記録」をクリックして、「StopSlideshow」マクロを記録します。プレゼンテーションのスライドに戻り、「ボタン」または「シェイプ」などの適切なオブジェクトを追加して、そのオブジェクトに「アクション」>「マクロ」を設定し、一覧から「PlaySlideshow」マクロを選択します。スライドショーを停止する必要がある場合には、「StopSlideshow」マクロがセットされたボタンをクリックします。
まとめ
マクロを利用すると、プレゼンテーションを便利にカスタマイズできます。この記事では、スライドにマクロを追加する方法、スライドショーを自動再生する方法などを説明しました。足音を追加したい、オブジェクトのアニメーションを設定したい場合は、マクロを利用して簡単に実現できます。ぜひ、PowerPointのマクロを活用して、プレゼンテーションをより豊かなものにしてみてください。