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フォント埋め込みで環境に左右されず

フォントの埋め込みについて

Microsoft Wordには、デフォルトでいくつかのフォントが装備されています。しかし、文章を作成している途中で、別のフォントを使いたいと思うこともあるでしょう。そんなとき、相手がそのフォントを持っていない場合、文章のレイアウトが大幅に崩れてしまうことがあります。その問題を解決する方法として、「フォントの埋め込み」があります。

使用方法

ステップ1:ファイルのオプションを開く

まず、Wordファイルを開いた状態で「ファイル」→「オプション」を選択します。

ステップ2:セキュリティセンターの設定を開く

「オプション」ウィンドウが開いたら、左側のメニューから「セキュリティセンター」を選択します。

ステップ3:セキュリティセンターの設定を開く

「セキュリティセンター」ウィンドウ内の左側メニューから「セキュリティセンター」を選択します。

ステップ4:ファイルに含まれるフォントの埋め込みを設定

「セキュリティセンター」ウィンドウの中央にある「ファイルに含まれるフォント」を開き、「埋め込む」を選択します。また、「1」を選択した場合は、「常にすべての文字を埋め込む」が表示されるため、これを選択することができます。

使用例

使用例1:PDFへの変換

Wordで作成した文書をPDF形式に変換する場合、相手方がそのフォントを持っていないと見えない・崩れたりしていたものを維持するために、フォントの埋め込みが必要になります。

使用例2:他の人への送信

Wordで作成した文書を他の人へ送信する場合も、相手方がそのフォントを持っていないと見えない・崩れたりしてしまうことがあります。そのような場合、フォントの埋め込みは必須となります。

まとめ

フォントの埋め込みは、作成した文書がレイアウト崩れすることなく、相手方にも同じように見えるようにするための重要な機能です。Wordで文書を作成する際に、必要に応じてフォントの埋め込みを設定してください。

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