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フィールドコードで動的な情報を表示

フィールドコードの利用

Microsoft Wordには、フィールドコードと呼ばれる機能があります。フィールドコードは、テキストの断片とそれを制御する命令で構成されています。この機能は、文書作成の効率化に役立ちます。フィールドコードを使えば、自動更新される日付の挿入や、番号付きリストの作成、ページ数のカウントなどを行うことができます。

使用方法

ステップ1:フィールドコードの入力

フィールドコードを挿入したい場所で、Ctrl + F9 キーを押します。すると、波かっこ “{ }” が表示されます。

ステップ2:フィールドコードの種類の選択

波かっこの中に、フィールドコードの種類を入力します。たとえば、今日の日付を自動で挿入したい場合は、”DATE” と入力します。

ステップ3:フィールドコードの編集

フィールドコードを入力したら、波かっこの外側にテキストを入力することができます。これにより、フィールドコードが自動的に更新される際に表示されるテキストを設定できます。たとえば、”DATE \@ ‘yyyy年M月d日'” と入力すると、2022年1月15日のように表示されます。

ステップ4:フィールドコードの更新

フィールドコードを含むドキュメントを開いたとき、フィールドコードは自動的に更新されない場合があります。更新するには、フィールドコードを右クリックし、「フィールドコードの更新」を選択します。または、F9 キーを押して更新することもできます。

使用例

使用例1:自動日付の挿入

契約書などの文書を作成する際には、日付の挿入が必要です。手作業で入力すると、誤字や日付のずれが発生することがあります。フィールドコードを使えば、自動更新される日付を簡単に挿入することができます。

使用例2:ページ数のカウント

レポートや論文を書く際には、ページ数をカウントする必要があります。フィールドコードを使えば、自動的にページ数をカウントすることができます。フィールドコード「PAGE」を挿入すれば、現在のページ番号が表示されます。

使用例3:番号付きリストの作成

フィールドコードを使えば、簡単に番号付きリストを作成することができます。フィールドコード「LISTNUM」を使って、次の番号を自動的に挿入することができます。

まとめ

フィールドコードを利用することで、文書作成の効率化や正確性を向上させることができます。自動的に更新される日付の挿入や、ページ数のカウント、番号付きリストの作成など、様々な用途に使えます。ぜひ、この機能を活用して、作業効率を向上させましょう。

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