Expand search form

データ転置のプロ!TRANSPOSE関数

TRANSPOSE関数の使い方

TRANSPOSE関数は、ExcelやGoogle Sheetsで使用できる関数で、行と列を入れ替えた配列を作成することができます。この機能は、データの形式を変換したい場合に特に役立ちます。

使用方法

ステップ1: 関数の書式

まず、TRANSPOSE関数の書式を確認しましょう。TRANSPOSE関数は次のように入力します。

=TRANSPOSE(array)

ここで、「array」は入れ替えたいデータの配列を指定します。

ステップ2: 配列の選択

TRANSPOSE関数を使用するセルを選択し、関数の書式を入力します。次に、入れ替えたいデータの配列を指定します。このとき、元のデータ配列は配列を選択してからEnterキーを押すことで、自動的に引用符で囲まれます。

ステップ3: 配列の入れ替え

入れ替えたいデータの配列を指定したら、Enterキーを押して関数を実行します。すると、指定した配列の行と列が入れ替わった配列が作成されます。

使用例

使用例1: 行と列の入れ替え

例えば、A1からC3までのセルに以下のデータが入力されているとします。

A B C
1 1 2 3
2 4 5 6
3 7 8 9

このデータを入れ替えたい場合、以下の手順を実行します。

1. 入れ替えたいデータのセル範囲(A1からC3)を選択します。
2. 関数バーに「=TRANSPOSE(A1:C3)」と入力します。
3. Enterキーを押すと、行と列が入れ替わった配列が作成されます。
4. 結果はB2からD4までのセルに表示されます。

入れ替え後の配列は以下のようになります。

B C D
2 1 4 7
3 2 5 8
4 3 6 9

まとめ

TRANSPOSE関数を使用すると、ExcelやGoogle Sheetsで行と列を入れ替えた配列を作成することができます。この機能は、データ形式の変換や集計などで便利に活用できます。注意点としては、入れ替えたいデータのセル範囲を正確に選択し、関数の書式を正しく入力することが重要です。

Previous Article

キャラクターアニメーションを使ってプレゼンをより面白くする方法

Next Article

「チームでの作業も効率的に!OneDriveでのマイクロソフトTeamsとの連携方法」

You might be interested in …

書式変換の達人!TEXT関数

TEXT関数を使った数値の書式設定方法 Excelを使用すると、数値を表示する際に通貨表示や日付表示を整えることができます。その中でも、TEXT関数を使用することで、数値を指定した書式の文字列に変換することができます。以下では、具体的な使用方法を解説します。 使用方法 ステップ1:書式設定したいセルを選択する 書式設定したいセルをダブルクリックまたは右クリッ […]

丸め計算のプロ!MROUND関数

Excelで数値を指定した基準で丸める方法を解説 第1セクション: ExcelのMROUND関数は、数値を指定した基準に従って丸めるために使用されます。この機能は、単位換算や価格設定などの場面で便利です。MROUND関数は、数値と丸める基準を指定することで、最も近い指定基準に丸められた値を返します。 第2セクション: 使用方法 ステップ1: MROUND関数 […]

金利分析のプロ!RATE関数

定期的な支払いに基づく利率を計算するRATE関数の活用方法 マイクロソフトExcelのRATE関数は、定期的な支払いに基づく利率を計算する際に非常に便利です。この関数は、金利分析や投資計画の評価など、さまざまな金融分野で活用されています。 以下では、RATE関数の使用方法、具体的な使用例について詳しく説明します。 使用方法 ステップ1: RATE関数の書式を […]