使用方法
ステップ1:関数の入力
セルに「=ADDRESS(row_num, column_num)」を入力します。ここで、row_numはセルの行番号、column_numはセルの列番号を表します。
ステップ2:セルのコピー
入力したセルをコピーします。コピーしたセルを他のセルに貼り付けることで、動的セル参照を作成することができます。行番号や列番号の部分が自動的に変化し、貼り付けたセルに応じたセルアドレスが作成されます。
使用例
使用例1:データの参照
例えば、A列にあるデータをB列にコピーしたい場合、以下のようにADDRESS関数を使用することができます。
1. B列の最初のセルに「=ADDRESS(ROW(A1), COLUMN(A1))」を入力します。
2. 入力したセルをコピーし、B列の他のセルに貼り付けます。
3. A列のデータをB列にコピーするたびに、貼り付けたセルに応じたセルアドレスが自動的に生成され、常に正しいセルを参照することができます。
使用例2:動的なセルの参照
ADDRESS関数を使用すると、動的にセルを参照することができます。
1. 例えば、A1セルに「10」という値を入力します。
2. B1セルに「=ADDRESS(ROW(A1), COLUMN(A1))」を入力します。
3. C1セルに「=INDIRECT(B1)」を入力します。
4. A1セルの値を変更すると、C1セルに動的に反映されます。
まとめ
ADDRESS関数を使えば、行番号と列番号からセルアドレスを作成することができます。これを利用することで、動的なセル参照を作成できます。データのコピーから、セルの参照まで幅広く活用することができます。