ISERR関数の使い方
ISERR関数は、セルのエラーを検出するための関数です。特に、#N/A以外のエラーをチェックするのに役立ちます。ISERR関数は、セルが#N/A以外のエラーを含んでいればTRUEを、含んでいなければFALSEを返します。
使用方法
ステップ1: 関数の入力方法
セルにISERR関数を入力するには、次のように入力します。
“`
=ISERR(値)
“`
値は、エラーをチェックしたいセルや式を指定することができます。
ステップ2: エラーが含まれているかの判定
ISERR関数は、セルが#N/A以外のエラーを含んでいるかどうかを判定します。セルがエラーを含んでいればTRUE、含んでいなければFALSEを返します。
使用例
使用例1: セルのエラーを検出する
例えば、セルA1に以下の計算式が入力されているとします。
“`
=1/0
“`
この計算式は0で割り算を行おうとしており、エラーが発生します。
セルB1にISERR関数を使用して、セルA1のエラーを検出することができます。以下のように関数を入力します。
“`
=ISERR(A1)
“`
B1セルには`TRUE`と表示され、セルA1がエラーを含んでいることがわかります。
使用例2: エラーを検出して特定の値を表示する
ISERR関数を使用してエラーを検出した後、特定の値を表示したい場合もあります。
例えば、セルA1に計算式が入力されているとしますが、エラーが発生する可能性もあります。
セルB1にISERR関数を使用して、セルA1のエラーを検出し、エラーがあれば特定の値(例えば”エラーが発生しました”)を表示することができます。以下のように関数を入力します。
“`
=IF(ISERR(A1), “エラーが発生しました”, A1)
“`
この場合、セルB1にはエラーが発生していれば”エラーが発生しました”と表示されます。
まとめ
ISERR関数は、セルのエラーを検出する際に非常に便利です。特に、#N/A以外のエラーをチェックするのに役立ちます。ISERR関数を使用することで、エラーを検出して適切な処理を行うことができます。