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「文字列のつなぎ目をスッキリ!マクロでテキストボックスの文字列を連結する方法」

このマクロでテキストボックスの文字列を連結しよう

この記事では、マイクロソフトPowerPointでテキストボックスの文字列を連結する方法を紹介します。この機能を使うことで、同じ種類の情報をまとめて表示させたい場合や、文字列を一括で編集したい場合に便利です。

使用方法

ステップ1:マクロを作成する

まず、Visual Basic for Applications(VBA)エディタを開きます。その後、”新しいモジュール”を選択し、以下のコードを入力します。

Sub ConcatenateTextBoxStrings()
    Dim s As String
    Dim shp As Shape

    For Each shp In ActiveWindow.View.Slide.Shapes
        If shp.HasTextFrame And shp.TextFrame.HasText Then
            s = s & shp.TextFrame.TextRange.Text & " "
        End If
    Next shp

    ActiveWindow.View.Slide.Shapes.AddTextbox(msoTextOrientationHorizontal, _
        50, 50, 500, 100).TextFrame.TextRange.Text = s

End Sub
ステップ2:テキストボックスを配置する

マクロを実行した後、新しいテキストボックスが追加されます。このテキストボックスに、連結したいテキストボックスの全ての文字列が表示されます。

使用例

使用例1:同じ情報を一括表示する

例えば、プレゼン資料で「参照文献」というテキストボックスを複数個用意している場合、それらの内容を一括して表示させることができます。これにより、聴衆が参考文献を探す手間を省くことができます。

使用例2:一括で編集する

また、プレゼン資料で同じ種類の情報を記載したテキストボックスが複数ある場合、一括で編集することができます。例えば、フォントサイズを変えたい場合は、マクロでまとめて変更できます。

まとめ

この記事では、マイクロソフトPowerPointでテキストボックスの文字列を連結する方法を紹介しました。これを活用することで、同じ種類の情報を一括で表示させたり、一括で編集することができるようになるでしょう。

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