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「手間を省いて効率アップ!マクロで図形のサイズを自動設定する方法」

使用方法:

1. PowerPointの「開発」タブをクリックします。開発タブが表示されていない場合は、「ファイル」→「オプション」→「リボンの表示」から開発タブを有効にしてください。
2. 開発タブの「マクロ」グループ内にある「マクロの登録」をクリックします。
3. マクロの登録ダイアログボックスが開きますので、任意のマクロ名を入力し、「作成」をクリックします。
4. マクロ編集画面が開くので、以下のコードを貼り付けます。

“`vba
Sub 自動サイズ設定()
Dim sld As Slide
Dim shp As Shape

For Each sld In ActivePresentation.Slides
For Each shp In sld.Shapes
If shp.Type = msoPlaceholder Then
shp.LockAspectRatio = False
shp.Width = sld.Parent.PageSetup.SlideWidth
shp.Height = sld.Parent.PageSetup.SlideHeight
End If
Next shp
Next sld
End Sub
“`

5. マクロ編集画面を閉じます。
6. PowerPointのスライドを開いた状態で「開発」タブの「マクロ」グループ内にある「マクロの実行」をクリックします。
7. マクロの実行ダイアログボックスが表示されるので、先ほど作成した「自動サイズ設定」マクロを選択し、「実行」をクリックします。

使用例:

使用例1: 新しいプレゼンテーションの作成
1. PowerPointを開き、新しいプレゼンテーションを作成します。
2. スライドのレイアウトを選択し、任意の図形を挿入します。
3. マクロの実行ダイアログボックスを開き、「自動サイズ設定」マクロを実行します。
4. 挿入した図形がスライドのサイズに自動的に合わせられます。

使用例2: 既存のプレゼンテーションの修正
1. 既存のプレゼンテーションを開きます。
2. 修正したいスライドを選択します。
3. マクロの実行ダイアログボックスを開き、「自動サイズ設定」マクロを実行します。
4. 選択したスライド内の図形がスライドのサイズに自動的に合わせられます。

まとめ:
このマクロを使用することで、PowerPointのスライド内の図形を自動的にスライドのサイズに合わせることができます。これにより、スライドのサイズが変更されても図形が適切に表示されるようになります。マクロを利用することで、時間の節約やプロフェッショナルな見た目を実現することができます。

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