ヒント:マクロでスライドに画像を自動挿入する
パワーポイントはプレゼンテーションを行うための優れたツールですが、大量の画像を挿入すると時間がかかります。そこで、マクロを使用することで、多数の画像を簡単かつ自動的に挿入することができます。以下に使用方法をご紹介します。
使用方法
ステップ1: マクロの作成
最初にマクロを作成する必要があります。[開発] タブ→ [マクロ] を選択し、マクロダイアログボックスが開きます。新しいマクロボタンをクリックして、適当な名前を入力し、[作成] をクリックします。
ステップ2: 画像を挿入するスライドを選択する
画像を挿入したいスライドを選択します。選択したら、[開発] タブ→ [Visual Basic] を選び、モジュールを選択します。
ステップ3: 画像を自動挿入するマクロを作成
次に、以下のコードを入力してください:
“`
Sub InsertPictures()
Dim oSlide As Slide
Dim oShape As Shape
Dim strPath As String
Dim strFileSpec As String
strPath = “C:\Pictures\” ‘画像が保存されている場所を指定
strFileSpec = Dir(strPath & “*.jpg”) ‘jpgファイルを読み込む
Set oSlide = ActiveWindow.View.Slide ‘現在のスライドを選択
Do While Len(strFileSpec) > 0 ‘ライブラリから読み込むすべての画像を挿入する
Set oShape = oSlide.Shapes.AddPicture(strPath & strFileSpec, msoFalse, msoTrue, _
Left:=100, Top:=100, Width:=300, Height:=200)
strFileSpec = Dir ‘次のファイルを読み込む
Loop
End Sub
“`
ステップ4: マクロを実行
最後に、マクロを実行するために[実行] ボタンをクリックするだけです。選択されたスライドに画像が自動的に挿入されます。
使用例
使用例1: プロダクト紹介
ある企業で新しい製品を紹介するプレゼンテーションを作成しています。既に撮影された多数の製品画像をプレゼンテーションに挿入する必要がありましたが、手動で挿入するのは非常に時間がかかります。そこで、マクロを使用して画像を簡単かつ迅速に挿入しました。
まとめ
マクロを使用することで、多数の画像を自動的にプレゼンテーションに挿入することができます。作成したマクロを保存しておくことで、今後も同じ手順を行う必要がありません。統一感のあるプレゼンテーションを作成する際に、このツールを活用してみてください。