OneDriveのアクセスログによってデータセキュリティを確保しよう
OneDriveは、クラウドストレージであり、共有ファイルの共有先を管理できるアプリケーションでもあります。しかし、OneDriveに保存されたファイルやフォルダが誤って削除されたか、第三者によってアクセスされた場合には、大きな問題が発生します。そこで、OneDriveは、アクセスログによってデータセキュリティを確保することができます。
使用方法
ステップ1:アクセスログの表示
OneDriveにログインし、画面右上の「設定(歯車のアイコン)」をクリックしてください。設定メニューから「サイトの設定」をクリックし、次に「サイトのコレクションの機能」をクリックします。「レポートとログ」を選択し、その中から「アクセスの確認」をクリックします。
ステップ2:アクセスログのフィルター設定
アクセスログ画面に移動すると、ページの上部にフィルターオプションが表示されます。ここで、スタートとエンドの日付を指定したり、特定のユーザーのアクセス履歴を絞り込むことができます。
ステップ3:アクセスログの解析
アクセスログの一覧には、アクセス日時やファイル名、アクセス方法、アクセスしたユーザー名などが表示されるため、これらの情報から不正アクセスの有無を確認することができます。
使用例
使用例1:不正アクセスを検知
ある会社の社員が、OneDriveに社外秘のファイルをアップロードし、これらのファイルに対して開示を試みた第三者による不正アクセスが確認された場合、アクセスログからどのユーザーがファイルにアクセスしたかを確認し、対処することができます。
使用例2:ファイルの削除履歴の確認
ある社員が、不注意にも重要なファイルを誤って削除してしまった場合、アクセスログからそのファイルがいつ、誰によって削除されたかを確認することができます。
まとめ
OneDriveのアクセスログを利用することで、データセキュリティを確保することができます。アクセスログによって、不正アクセスやファイルの削除履歴を確認することができるため、データの漏洩を未然に防ぎ、問題が発生した場合の迅速な対応を行うことができます。