マクロでグラフの表示順序を自動設定する
グラフを作成する際、データの表示順序がどのように設定されるかは重要なファクターです。手動で設定することもできますが、手作業による設定が時間を要することもあります。そこで、マクロを使用すれば、データの表示順序を自動的に設定することが可能です。以下では、その方法を解説します。
使用方法
ステップ1：グラフを作成する
まず、表示順序を自動設定したいデータを含んだグラフを作成します。
ステップ2：マクロを作成する
次に、表示順序を自動的に設定するマクロを作成します。
1. シートをクリックして選択し、[開発]タブ→[Visual Basic]を選択します。
2. [挿入]メニューから[モジュール]を選択し、空のモジュールを作成します。
3. 以下のコードをモジュール内に貼り付けます。
“`
Sub SetChartDataOrder()
Dim myChart As ChartObject
Dim mySeries As Series
Set myChart = ActiveSheet.ChartObjects(1)
For Each mySeries In myChart.Chart.SeriesCollection
mySeries.Format.Line.Visible = msoFalse
mySeries.Format.Line.Visible = msoTrue
Next mySeries
End Sub
“`
4. コードを保存し、[Alt]+[Q]キーを押してエディタを終了します。
ステップ3：マクロを実行する
最後に、作成したマクロを実行してグラフの表示順序を自動的に設定します。
1. グラフをクリックして選択します。
2. [開発]タブから、[マクロ]をクリックします。
3. [SetChartDataOrder]を選択し、[実行]をクリックします。
これで、グラフの表示順序が自動的に変更されます。
使用例
使用例1：営業成績グラフ
例えば、以下のような営業成績グラフを作成した場合、マクロを使用することで表示順序を自動的に設定することができます。
（ここに図を挿入）
まとめ
手動でデータの表示順序を設定することは手間がかかるため、マクロを使って自動化することが有効です。この記事では、マクロを使用してグラフの表示順序を自動的に設定する方法を紹介しました。簡単なコードで実現できるため、ぜひ試してみてください。
